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育児と仕事、どちらが大変?


育休中は何かと自分と向き合う時間が多くなる。そのお陰で、今自分が何を大事にしていきたいと思っているのかはっきりとわかってきた。考えるときには必ず何かしらのきっかけがあるもの。

私の場合は産後に人から言われた言葉がきっかけで、育児をしながら悶々と考えるようになった。いくつかあるので、それを今後少しずつお話ししていきたいと思います。


今回は育児と仕事、どちらが大変なのかというテーマ。

私が言われて違和感を感じた言葉。


「産後1ヶ月で仕事をし始めているお母さんもいる。その人たちのほうが大変だよね。だからあなたももっと頑張らないと。」


育児の大変さって比べられないと思うんです。

まず、育児と仕事の大変さは全く種類が違うものだと感じます。

仕事の大変さは、仕事の量や期限などによって変わりますよね。あとは職場の人間関係や、やりたいことかそうでないのかによっても違います。収入を得るために、もしくは人のためには大変さを感じながらもみんな一生懸命働いています。

育児の大変さは、母親が自分の思い通りには動けないことだと私は思うんです。子供相手だから計画通りにいかないことは百も承知なんです。それでも!思い通りにいかないことが続いてしまうと、イライラしてしまったり虚しい気持ちになってしまう。しかも24時間365日ずっとその状態なんですよね。おんぶに抱っこ、夜間授乳による睡眠不足で体力も消耗します。

仕事も育児もどちらも大変なんですよ。

ずっと子供と一緒で育児だけをしている人も、
育児+仕事を少しだけやっている人も、
育児+仕事をフルでやっている人も、
どの時期だとしてもみんな大変。


私の場合は、産後3ヶ月あたりから週に1回1時間のヨガのレッスンを再開して、少しずつ仕事復帰をしていきました。仕事の時間は唯一子供から離れてフーッと肩の荷が落ちる、私にとっては仕事がリフレッシュの時間でもありました。

ただ、仕事があればその前後で実家への送迎をしたり、そのための息子のオムツや着替え、ミルクや食事などを準備をする必要があります。仕事をしている間は子供から離れてリフレッシュできるけど、そのためにやることは増えるわけです。

家でずっと子供といてお世話をするのも大変、

かといって、誰かに子供を預けて仕事をするにもその前後でしわ寄せのようにやることは出てくる。

仕事に行ったとしても、リフレッシュにはならずにそこでも大変さを味わう人もいる。

何を言いたいかって、どっちが大変かなんて決められないんです。

大変さは主観でしかないですからね。きっと私に「産後1ヶ月で仕事をしている方が大変だよね」と言った方は、自分の主観で仕事を早くはじめた方が育児だけをしているより大変だと思っているから、私の場合もそうだろうと思って言ってくれたんだと思う。

でもそれは、やっぱり主観でしかないから、まずは相手はどう感じているのかを確認して、自分はこう思うというということ伝えるべきなんじゃないかなぁ。産後でホルモンバランスが崩れ、睡眠不足でメンタルもやられている人を相手に話すのなら尚更なんじゃないかなぁと思うんです。


この経験から私が導き出した答えは

育児や仕事の大変さは比べられるものではないということ。そして、主観だけで物事を判断するのはやめようということ。

私がここであの考え方はおかしいと言うだけになってしまったら毎回意見が違う人のことを悪く言うだけになってしまう。世の中にはいろいろな人がいて、人の数だけ意見がある。この人はこんな考えなんだなぁ。私はこう考えていこう。というように毎回自分の中で確認していけたらいい。

あとは、子供を育てていると今後も人から何か言われることは多々あるはず。そのときに、毎回受け止めすぎてこんなに考えなくても上手にスルーしていけるくらいの器量は必要だなぁと思います。

それはこれから母になりながら成長していけたらなと思っています。

今回は「育児と仕事どちらが大変なのか」についてのお話でした。みなさんはどう考えますか?

これからも私が感じた「産後特有の悩み」や「育児についての悩み」など悩みだけで終わらせないよう考えてきたことをお伝えしていけたらと思います。読んでくださってありがとうございました。


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