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【#37 飛行機note】 アースラウンダー前田伸二さん

飛行機好き、空好きですが、アメリカ在住パイロットの前田伸二さんのことを知ったのは、地上のご縁でした。本業のお仕事で、北海道・十勝・本別町の小麦生産者・前田農産さんへお伺いしたのが10年程前のこと。現社長の前田茂雄さんの弟さんが前田伸二さんというご縁で、未だお会いしたことがないものの前田伸二さんの発信されるSNS情報を拝読しています。

前田伸二さん、幼少の頃から空に憧れパイロットを目指すも、大学時代に生死をさまようほどの事故に合い右目を失明され、それでもパイロットを諦めずにアメリカで単発機の教官ライセンスを取られご活躍中。日本で戦後初の隻眼パイロット、並の努力・気力では成し得ない偉業です。

そんな前田伸二さんが先日、43日間に渡る世界一周フライトを終え無事にアメリカへご帰国、今回はその内容を。写真は北海道新聞さんのデジタル記事(下部に添付)から。

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昨年5月に世界一周フライトの予定がコロナ禍で延期、今年5月にスタート。小型単発機・ボナンザという機体で世界一周フライト、ご本人の意志や技術は勿論、多くのサポーターと支援金が必要なプロジェクトです。ジェット旅客機と違い、フライト距離は限られ、搭載燃料も多くはなく、飛行できる国と発着空港、給油燃料を抑えてフライトプランを立て...しかも天候に大きく左右される過酷すぎるフライト。しかも操縦はたった一人、まさに「単眼・単独・単発機」で世界一周の挑戦です。

世界各国を巡りながら、毎日動画をSNSに投稿、時々のトラブルや悪天候の様子、様々な情報を日々投稿され、私も毎日追いかけるように拝見しました。来日のご予定も聞いていましたが、残念ながら入国はせず。入国条件が厳しくなったことなど諸々の事情もあるようですが、「祖国ニッポンの政府の対応が一番悲しかった」と言われていました。そんな状況あり、那覇で給油し、千歳空港も給油のみで空港内に留まり入国せず。兄上の前田茂雄さんご家族で空港フェンス越しにご対面された様子が印象的でした。

そしておととい、ついにアメリカ地元へご生還。単眼・単独・単発機で世界一周完遂、果てしなく素晴らしい偉業達成です。いち飛行機ファンですが、勇気をいただきました。未だお会いしたことはないですが、前田伸二さんの益々のご清栄とご清祥を心よりお祈り申し上げます。

以下、前田伸二さんが代表を務めるNPO団体、クリックするとFacebookサイトへ。

Aero Zypangu Project -NPO Non Profit Organization

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