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【#39 飛行機note】 エンジンのない滑空機、グライダー

飛行機好き、空好きのSora*note、大学時代は体育会航空部でグライダーを操縦していました。飛行訓練の合宿中、フライトできるのはわずかな時間で大半は過酷な地上作業、よく4年間も続いたなぁ〜と懐かしく思い出します。お陰で根性だけは身につきました。

そんなグライダーですが、「滑空機」という動力がない飛行機、飛行機曳航またはウインチ曳航のいずれかで上空へ上がり、上昇気流があればさらに高高度へ、気流が悪ければ高度が落ちて風を読みながら滑空場へ戻ります。エンジンがないので上空では風の音だけ、単独飛行の時は鼻歌を歌いながら雲の下を滑らかに飛んで行きます。その気持ちよさと言ったら...!!

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北海道の滝川滑空場。グライダーに力を入れいている滝川市、半分行政、半分は民間で運営している滑空場で、ゲストフライトも行っています。

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ドイツ、アレキサンダー・シュライハー社のASK21、複座機(二人乗り)。

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グライダーを上空まで連れて行ってくれる曳航機。

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曳航機の後ろに細いロープでグライダーと繋ぎ、上空600mほどの高度で切り離します。希望すればより高い高度まで曳航してくれますが、費用がかかります...

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滝川空港の上を旋回。TAKIKAWAの文字!あいにくの曇りで上昇流もなく降下の一途でしたが、大学卒業以来の久々のフライト、やっぱりソラは最高でした♪

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エンジンがなくても美しくフワリと着陸。主翼にダイブブレーキというものが付いていて、これでスピードと高度を落として体制整えて滑走路へまっすぐに降りてきます。

過去に操縦経験があっても、練習許可証(国土交通省航空局が発行)がなければ操縦はできないので、操縦なしの体験搭乗でした。そして操縦してくれたのは丸山 毅さん。日本で唯一のグライダー世界選手権に出場されている現役パイロットさん、でもって学生時代の航空部同期(大学は違うけれど)。

飛行機にも色々あってジェット旅客機は格別に素晴らしい存在だけど、シンプルに風に乗って飛ぶグライダーも最高です。どの飛行機にも魅力あり、空を飛ぶことは同じでも個性豊かな存在に興味は深まるばかりです。

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グライダーを描いた“Art cookie”  Sora*note 作

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