見出し画像

【#49 飛行機note】 努力し続けられる才能

ある時の飛行機先生のひと言「パイロットになる素質も、パイロットを続けることも、大切なのは努力し続けられること」。「...努力ですか」と返すと「パイロットになる前も大変だけど、なった後もずっと訓練と勉強と試験が続きます。パイロットを辞めるまでずっとです。どんなことがあってもやり続けなければいけません、だから努力一筋です」。

そもそもエアライン・パイロットになるための道は3つあります。

1. 航空大学校に入学、小型機の免許を取得して航空会社のパイロットに採用される。

2. 大学(文系・理系を問わず)を卒業し、航空会社のパイロット自社養成に合格する。

3. 自衛隊で事業用パイロットの資格を取得し操縦勤務、退官して民間航空会社のパイロットに採用される。

近年、パイロットの資格を在学中に取得できる航空学部を備えた大学もあると聞きますが、主なのは上記と思います。1〜3それぞれの過程を経てパイロットになった方々にお会いしたことがあります。また、1の航空大学校を卒業しても100%パイロットに採用される訳ではなく、2の自社養成は超がつくほど狭き門ですが、整備士として入社後、自社養成を受験して念願のパイロットになった方もいらっしゃいます。

どのコースも楽な道はないと思います。「入る前も、入った後も努力は続く」「努力し続けられる才能があれば、大抵のことはやり遂げられる」という飛行機先生の言葉は経験者の重みがありました。そして、それは技術、知識、身体能力、心身の健康維持、全てに言えることなのだと思います。一切のミスは許されない完璧が当たり前の仕事だからこそ、求められるもの。

パイロットを目指される方、パイロットを現役でお勤めの方、全ての皆さまを心から応援しています。どうか心の健康も大切に...🙏

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?