【#44 飛行機note】 事件の教訓
教訓なんて偉そうなことを言える身分ではありませんが...ハイジャック事件に関して少々。これを書いている6月21日、「今日は何の日?」と検索すると「全日空857便ハイジャック事件」が出てきました。1995年6月21日の羽田空港発ー函館空港行きのANA 857便(B747SR-100)、乗客1名負傷、死者はなく乗員乗客全員無事(1名負傷ですが...)とのことで読んでホッとしましたが、事件で思うこと、ひとりごと。
過去に起きた世界各地でのハイジャック事件、この場で触れることはいたしませんが、その多さに驚きます。その歴史があって、安全確保のための策が施され今があります。安全対策の一つに乗客が出入りする時はコックピットはクローズと定められ、コックピットのドアは内側からしか開閉できません。昔は上空の操縦中に家族やファンをコックピットに招き入れたという伝説も聞きますが、現在は全て禁止、今できる対策として必要なことだと思います。
・・・と書きつつ、2019年秋にサンクトペテルブルクからヘルシンキへの移動、フィンランド航空の小型機で例外?に遭遇。ヘルシンキ・ヴァンター空港で降機時に、コックピットのドア全開、中から笑顔の機長さんと副操縦士さんが手を振ってお見送り!コックピットの中が見える!と思いつつ、前方座席だったのでガン見も写真撮る間も無く降りました(涙) 海外はおおらか?オッケーな場合もあるのでしょうか...?
何にしても100%の安全確保、飛行機では最重要事項です。よもやまなひとりごとになりましたが、これからも飛行機の安全運航、事件・事故がないことを心から願っています。