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「ひとりじゃないよPJ」~コロナ危機で困っているシングルマザーと子どもに支援を!~

母の日に

今日は母の日。オンラインショップ「そらとひと」の母の日キャンペーンでは、たくさんの方にご注文いただきありがとうございました!世界の女性が作るてしごとを、日本のお母さんたちに喜んでいただけたら嬉しいです。

…ところで今、コロナ危機の下、仕事を失ったり、収入が減ったりして、生活が困窮しているシングルマザーが全国に大多数いらっしゃいます。

このたび、そらとひとを運営する㈱Will Labの代表小安美和は、エッセイストの小島慶子さん、ジャーナリスト浜田敬子さんなどとともに、コロナ危機で困窮しているシングルマザーや子どもの支援を呼びかける「ひとりじゃないよPJ」(ひとりじゃないよプロジェクト)の呼びかけ人の一人として、支援活動をされている団体への寄付を呼び掛けさせていただくことにいたしました。

ひとりじゃないよPJ発足記者会見 2020/05/07

呼びかけ人
小島 慶子 エッセイスト、タレント
小安 美和 株式会社 Will Lab 代表取締役
浜田 敬子 Business Insider Japan 統括編集長
藤沢 烈 一般社団法人 RCF 代表理事
宮城 治男 NPO 法人 ETIC.代表理事
安渕 聖司 アクサ生命保険株式会社代表取締役社長
若林 直子 PR コンサルタント (五十音順)

以下、プロジェクトの趣旨となります。
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コロナ危機は、不安定な雇用で働く人々を直撃しています。中でも打撃を受けているのは、120万世帯を超える母子世帯です。

厚生労働省 (平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果) によると、ひとり親女性の年収は約200万円で、ひとり親男性のおよそ半分。貧困率は5割を超えます。私たちが行ったアンケートでは、シングルマザーが現在非常に厳しい状況に置かれていることがわかりました。仕事を失ったり、収入が激減して生活が立ち行かなくなっている母子世帯には、衣食住と学費を支えるための緊急支援が必要です。

私たちは、困窮する女性や子どもの支援活動をしている団体を支え、広く寄付を呼びかけることが急務だと考えました。 政府からの給付金などの寄付を考えている人もいるでしょう。その思いを、困っている女性や子どもの支援につなげられればと思います。 

先日、親を亡くした学生などを支援するあしなが育英会が、高校生と大学生に一人当たり15万円、総額約10億円の生活資金を援助することを決めて、話題 (あしなが育英会、奨学生全員に15万円交付 新型コロナで緊急支援) になりました。その活動を支えるべく、多くの寄付が集まることを願います。

一方、母子世帯の約9割は、離別や未婚によるものです。子どもの立場で考えれば、理由にかかわらず、親がひとりであることに変わりはありません。コロナ危機で追い詰められる母子世帯の衣食住と、子どもたちの教育の機会を守らなければなりません。 

また、ひとり親家庭だけでなく、失業や休業で大幅な収入減となった単身女性、アルバイト収入を絶たれた子どもたち、機能不全家族やDV・虐待から逃れて行き場を失い、シェルターに身を寄せる女性や少女たちもいます。 先進国で最も男女格差が大きい日本では、女性は不安定な雇用や賃金格差で構造的に弱い立場に置かれています。危機の際に最初に大きな打撃を受けるのです。

このサイトには、今すぐに必要な生活支援、学習支援、安全な居場所の確保などの活動を行なっている団体を集め、掲載しています。
是非、応援したい団体へのご寄付をお願い致します。女性と子どもの貧困は日本の大きな社会課題ですが、残念ながらまだ十分な関心が寄せられていません。
私たちの小さなアクションが、誰も取り残さない社会、助け合い共に生きる社会を作ります。思いを力に変えていきましょう。
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誰も取り残さない社会に向けて

プロジェクトでは、シングルマザーに緊急アンケート:COVID-19(新型コロナウイルス)感染防止対策に伴うシングルマザー家庭への影響調査を実施いたしました。
アンケートからは、経済面、生活面での困窮、心理面での不安が大きいにもかかわらず、相談できる相手がいない人が多いことなどが明らかに。今すぐの現金給付に加え、「つながりのサポート」を提供することが大事だと強く感じました。

ひとりじゃないよPJでは、コロナで困窮するシングルマザー、女性、子どもたちなどを支援する活動を行っている団体18団体(5月7日時点)をサイトに掲載。80人を超える賛同人の皆様とともに寄付を促進することで、支援の輪が広がることを目指します。

誰も取り残さない社会に向けて。

コロナ危機をきっかけに、日本の社会において困窮する女性や子どもたちの課題を知っていただき、少しでも「思いやり」を回す輪を作っていけたら、嬉しく思います。


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