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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.7また会いに行ける日までSUSU(がんばって)〜カンボジアSALASUSU〜

スタンプに込められた思いとは?

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SALASUSUは、カンボジア・シェムリアップ郊外で最貧困家庭の女性たちにものづくりを通したひとづくりをコンセプトとした「SALA(学校)」として運営されています。「SUSU」はがんばってという意味。

SUSUは、カンボジアの作り手に対するメッセージであると同時に、日本の使い手へのメッセージでもあります。

▼工房では、作り手の女性たちにライフスキルトレーニングも提供

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SALASUSUの商品の特徴は、すべての商品に刻印されているスタンプ。

裁断、縫製、検品のすべてのプロセスに誰がかかわったのか?作り手の名前がスタンプで押されており、誰がつくったのかが分かるしかけになっています。

さらに、このスタンプには、SUSUのバッグをもってカンボジアへ旅行に来て、「作り手に会いに来て」というメッセージも込められいます。

わたしも昨年、日本で購入したワンデイトリップトートとトラベルサコッシュを携えてシェムリアップの工房を訪問。スタンプから作り手さんを呼び出していただき、一緒に記念撮影をしていただきました!

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コロナ禍を超えて、また会いにゆける日まで

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2020年の世界的なコロナ禍で、カンボジアのものづくりも大きな影響を受けています。特にインバウンドの観光産業で成り立っているシェムリアップは観光客が姿を消し、SALASUSUも大きな打撃を受けています。

そんななか、SALASUSUは今年5月、いち早くクラウドファンディングで資金調達を行い、作り手の支援、研修事業のオンライン化などに引き続き尽力をされています。

【新型コロナ】カンボジア最貧困層女性の生活を守る!自立への道を閉ざさない緊急支援

現地での生産活動、販売がもとにもどりますように。

そらとひとでは、これまでもSALASUSUの工房でオリジナルエコバッグを作っていただいていますが、今回のクラウドファンディングの支援として、デザイナーの菅原裕恵さんとオリジナルバッグの開発を進めています。

お楽しみに!

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シェムリアップののどかな風景写真をプリントしたSALASUSUのオリジナルハンカチを眺めて現地に思いを馳せつつ。そらとひとは、引き続き、応援をしていきたいと思います。

また、会いに行ける日まで。



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