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ロミオ&ジュリエット@新国立劇場【2024.5】

みんな良く知る物語を現代版にアレンジしたこちらの作品、
劇中にスマホやSNSも登場するのが面白い。

そしたら、ロミオとジュリエットは連絡とれてしまうのでは・・・?
そしたら、物語は成立しないのでは・・・?
と思うんだけど、成立するところがおもしろいところ!

でも、恋人が約束をして会うことそのものに、
今はここまでロマンを感じるのだろうか・・・?
そのもどかしさや、愛おしさを現代の私たちは感じることができないのかもしれないと思うと、ちょっと寂しい気もしますw



そして、この【ジェラール・プレスギュルヴィック版】は、ロックで本当に曲がかっこよいのよー!!
https://youtu.be/z6Vfh2dsebg?si=hkF2lcAxgHuSnzIc

今回も、曲の良さを堪能した!

以前、自分の演奏会で演奏したこともあり、より解像度が上がってた。

初見の時もとても気になっていたんだけど、
若者の歌って、急に変拍子になったり、エグ目の転調したりするんだよね。
一回ちゃんと分析してみたいな。

生き急いでいる感、切羽詰まっている感、抑圧から解き放たれたくてたまらない感を感じる。

「そこ休符ほしい」ってなるところや「そこあと1拍その音でのばしたい」ってとこが、とことん省かれているように感じる。

【いつか】とか【エメ】とか、その休符を省いてるとこで、
一瞬も離れたくない、ずっとそばにいたいっていう、若い恋人たちの焦りや、あの頃にしかない時間の速さとゆっくりさを感じて悶えるよねー
(いや、何目線?w)


対して、大人が歌う曲はそんなことないんだよね

母親たちが歌う【憎しみ】とか、乳母の歌う曲とか

(両方好きー)

まだまだ、自分でも演奏したい曲がたくさんでしたー♪

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