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ナラティヴ-声なき声を消さないために
昨年の9月に法人にしてから目まぐるしい毎日を過ごしている。
「どうして法人にしたんですか?」
と質問されることも増えたので、自分の備忘録もかねて書き残して見ようと思う。
もともとやっていた「本拠地」は-肩書きなくつながる空気圧の低いコミュニティ-をビジョンにしている。
そこからすると「代表」という肩書きを持ったのは違和感があるのかもしれない。
本拠地コミュニティにはいろいろな世の中の「声なき声」が届く。
発達障害、子育て、会社、家庭、ビジネス、保護猫・・・
大多数が正しいとされる世の中では、小さな声や少数派は避けられたり除外されたりする。
例えば、
学校に行けないけどテストでは100点の子。
学校に行けるけどテストでは0点の子。
どっちが良い子だろうか?
・・・そもそも、比べるのがおかしいのだ。
でも、社会性が基準となれば学校に行けるこのほうが素晴らしいと評価される。
偏差値が基準となれば100点の子が素晴らしいと評価される。
世の中の当たり前、「普通」に左右されて声が消されていく。
マーケティング用語で、ランチェスターの法則というのがある。
弱肉強食の世界はすぐには変わらない。
じゃあどうする?
今できること、私にできることは?
そう考えたときに、法人という形をなすことで消されてしまう声を守る盾になれるんじゃないかと。
進むための最大の守り。
それが、私が法人成りをした理由である。
茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親