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4年もたったのか

FBの機能で○年前の今日。みたいなものがあって、2019年の投稿がでてきた。

まだ1才そこらの長女に、次男が絵本を見せてあげているところだ。

以下、2019年の投稿まま転写▼


絵本が好きな長女のおかげで、次男の音読がスムーズになってきた。

LD疑惑で、二年生はボロボロでほんとにどうなるかと思ったけど、三年生になり妹が育ち、先生にも恵まれて「人のために」という思いがひらがな力を育ててくれました(カタカナはまだ怪しいけど

自分のために、だと堕落する次男。
でも、人のためにだったら自分が辛かろうがなんだろうが動いてしまうのです。

昨日も始業式、先に出た長男が手提げだけ持ってカバンを忘れるという(!)大失態をしたことに気づいた次男。

「お兄ちゃん馬鹿だなー!」と言いながら、兄の分のランドセルと引き出しボックスを持って登校しました。
※本人が持っていく!という強い意志があったので特別止めませんでした

で、8時半頃学校から電話。

「まだ学校についていないんですが・・・」
「え!もう1時間以上前にでたんですけど」

先生方も周りを探してくださって、それから15分くらいして「今到着しました!」との連絡が。マラソンか。

自分の荷物と、兄の荷物を持っていつもの倍かかった登校。しかも始業式。先生方にも心配かけてしまった・・・

未だに年長さんと間違われる体の小さい次男。

あの小さい体で、普段でも40分かかる道を休み休み進んだんだろうなぁ・・・と想像するとホロリしてしまうんですが、同時に将来に対してちょっとした不安がよぎります。

そのお人好しが人のためになるなら良い。
だけど、いい人ばっかりじゃないのが世の中。

利用されたことに気づかず人のために尽くして、自分が倒れてしまわないかが親としては心配です。

人のためにエネルギーを使いすぎて、ダウンしてしまう人が身近にいるだけに余計に心配(夫が同じタイプ)

幸い、今の所次男の周りにはいい子たちが集まっていて、勉強できなくてもバカにされたり仲間はずれにされたりしないで楽しくやっているみたいです。

できればこのまま、この人になら自分のパワーを使っても本望!って思えるような人の輪の中で、お互い助け合って人生を送ってほしいな。と思ったのでした。

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人のエネルギーは有限です。
温かくて愛しい命。

自分のエネルギーを使って、命を使って誰を活かすのか。
秋田から単身出てきた私を生かしてくれた3匹の猫ちゃん。

その最後の黒猫ちゃんが、そんな次男のバタバタがあった日の昼に、いつものように寝床で丸くなりながら虹の橋を渡ってしまいました。

お兄ちゃんとお姉ちゃんと会えたかな。
忘れてしまいたい思い出も、忘れたくない思い出も、ひっくるめて全部持っていっちゃったんだね。

まだ抱えていたかったこともあったけど、容赦ないな。


そう、秋田からでてきて支えてくれた3匹の猫ちゃんのうち最後の子が息を引き取った日でもあった。

14才。
いまは平気で20才を超える子がいるのでまだ若いほうなのかもしれないが、病気一つせず、昼寝をしてそのままの姿で、気づいたら冷たくなっていた。

それから、いろんな縁があって引っ越して一軒家になり、保護猫活動や法人の設立など駆け抜けてきた4年間だった。

長女は今でも絵本が好き。
LD疑惑だった次男は中学生になって学校に(特に勉強に)ついていけなくなって不登校。
療育手帳を取った。

それぞれできることとできないことはある。
特に学校に行くと顕著になる。

そんな自分とどう生きるのか。

大人も子供も、障がいがあってもなくても、得意でカバーしあって生活を共にすることが生きて活かし合うことなのだと思う。

そんな小さな社会を、家庭から地域、そして大きな社会と繋げていきたい。

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親