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夢の続きはキミと紡ぐ−3

2018年頭、ドリプラ説明会から怒涛の三ヶ月が始まった。

通常のドリプラはプレゼンターは100日かけて自分と向き合い深掘りし「諦めない理由」をみつけ「相互支援」を通して「自立型人材」になっていく。
そうすることで、「なにがあっても諦めない全てをプラスに変えていく力」を落とし込んでいくのだ。

ただ、私の場合は主催も発表者も自分。

プレゼンづくりは大前提で、ドリプラ開催に向けての運営、しくみづくり。
さらに実店舗に向けてクラファン開始。
まだ生後半年の娘を抱っこしながら、とにかく前に進みつづけていた。

そんな私の姿を見て、感化された人が。
私より一回りも若い彼は、ある支援会の時に笑顔でこういったのだ。

「僕も、プレゼンターやりたくなってきちゃって!なんかワクワクしてくるんですよ」

そして、わたしへのメンターシートにこう書いてくれた。

「本拠地を作ろう、という壮大で今の水戸に必要な基地を作ろう!としていることに改めてすごい!と感じました。
その上、ドリプラにてプレゼンターになるというさらに挑戦的なことに取り組む姿は「素晴らしい人だ!」と素直に思います。
あなたの得意ではないことにも前向きな姿勢に僕の考え方も感化されました。
あなたの事業、夢、そして、翔さん自身を応援したい。
その覚悟ができました。
うまく表現できるのかわかりませんが、手助けしていきます。
必ず見届けます。
本拠地、ドリプラよくしていきましょう!」

そんな思いに、わたしも心が奮い立った。

ドリプラはプレゼンターになる時、1人では応募できない。
かならずパートナーという最初の夢の応援者を連れてこないといけない。
そして、次の支援会に彼は、パートナーを連れてきた。

「以前僕が手助けした時、何かあった時は力になりますって言ってくれたので、手助けしてほしいと伝えたら「はい」と言ってくれたんです」

・・・確かそんなようなことを言って、彼はパートナーと共に、スタッフではなくプレゼンターとして参加することが決まった。

その場所で、「実はおれもプレゼンターやろうと思ってたんだよね。前に一回応募しようと思って途中まで考えたんだけど応募が間に合わなくて」と、ポツリ切り出した方が。

・・・なんと、最初に応援してくれた方からの意外な言葉!

「えー!」

とみんな驚き、思わず笑い出し「え?・・・プレゼンターになる?」と、あれよあれよと言う間に、最初はわたし1人だったプレゼンターは3人になっていったのだった。

続く

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親