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「ホットを頼んだと思うんですけど」が言えない奴。

スタバに行った。

休日にスマホばっかり弄ってるのもどうかな〜と思って。スタバで本でも読もう!と行ったのよ。

頼んだのはアーモンドなんとかかんとか……。名前が長くて覚えてない。とにかく、今の時期限定だったから、無くなる前に、と思って頼んだ。

「ホットでよろしいですか?」

って言われたと思う。たぶん。

それに「はい」って答えたと思う。たぶん。

ここで、「絶対そう聞こえたし、絶対そう言った!」て断言できるなら、こんな記事は書いてない。

出てきたのはアイスだった。ホイップ出しながら店員さんが「アイスのアーモンド○¥∀×$……一点お作りしています」って言いながら、先頭に並んでた私に視線を向ける。

え、わたし?アイスにしたっけ?????

たぶん、顔にめっちゃ不可解さがべっとり貼りついてたんだと思う。店員さんの視線が、私の次に並んでる人に移った。

「すいません、レシート見せていただいてもよろしいでしょうか?」次の人のレシートを確認する店員さん。

一瞬、「あ、次の人のを作ってたんかな〜」て能天気に思ったけど違った。私の方に目線が戻り、同じく確認されるレシート。

やっぱりこいつじゃんよ。

店員さんはそう思ったに違いない。今度は確信を持ったみたいな、ちょっと意思を強めに、そんでもって、あなたですよね?と言わんばかりに確実にこっちを見て、もう一回。

「アイスのアーモンド○¥∀×$……一点お作りしています」

やっぱりわたしなのか〜〜。完全にホットが出てくると思ってた。そこで、

「あの、ホットを頼んだと思うんですけど」

の一言が言えればいいのだ。でも、わたしが1番信頼できないのはわたしである。ホットを頼んだと思うんだけどアイスって言っちゃったかな………。と、ほんの数分前の自分ですら信頼0である。わたしはそういう奴なのである。

結局、たぶん顔にまだ「?」が残ってると思いつつ、「ありがとうございます〜」と受け取って今飲んでるのです。美味しい。

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