紗無(さむ)

関東住み大学生 / 好きなものは、ジャズギターと読書です。 嫌いなものは、自転車の片足スタンドと自己啓発本です。 アイコン:❖煎じぃ茶 様(https://x.com/senG_TEA2

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  • この世界の全てを言葉にはできない

    【エッセイ集】 この世界の全てを、言葉にはできない。 だからといって、言語表現を放棄したくはありません。 その一方で、完璧な言語表現を目指す必要もないのです。

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自己紹介2

 こんばんは。紗無と申します。  想作活動をしている、関東地方在住の大学4年生です。  『紗無』というペンネームは、高校時代お世話になった素敵な先輩がつけてくれたニックネームです。  音はそのままに、表記だけ変えました。  ジャズ鑑賞、ラジオ聴取、ギター演奏、バー巡りなどが趣味です。  [カタカナ+漢字]のものばっかりですね。 コンテンツ紹介 ・エッセイ「この世界の全てを言葉にはできない」  言語表現について考えながら執筆するエッセイです。  タイトルに反して、日常的

    • テスト本番のヒリヒリ感

       本日、「登録日本語教員試験」という資格試験を受けてきた。  今すぐ日本語教育関係の職業に就く、ということは考えていないのだが、大学の専攻内容と試験範囲が丸被りしているので、大学で学んだ内容を確認するという目的で受験した。  中学校と高校には定期テストや受験がある。成績はともかくとして真面目には勉強していたので、当時は各テストの度に自分がどんな内容を学んできたのか実感することができていた。  一方、大学の期末考査はレポートだったり、テストがあってもオンライン形式のものば

      • 着ぐるみ

         一昨年、友人の大学の学園祭に行った。  キャンパスの構造がわからなく、その大学のノリにも慣れていないので、学祭本来の楽しさが潜在的にしか感じられず、そのまま時間が過ぎ去ってしまったのだが。  帰る前、中庭のあたりでキャンパスのマスコットキャラクター(言いにくいが、着ぐるみ)とのふれあいイベントが催されているのが見えた。  着ぐるみは、女子大生をはじめとして多くの人に群がられ、ちやほやされていた。  いいなぁ。わっしも着ぐるみの中に入って、みんなにちやほやされたい。

        • 体調不安

           身体にちょっとした違和感があるだけで、「自分は体調が悪いのではないか?」という考えが頭をよぎり、結構長いこと離れない。  小学生ぐらいから、感染症の流行シーズンや受験・旅行を控えた時期になると、このような「体調不良」ならぬ「体調不安」に苛まれる。  もちろん、ほとんどの場合は体調不良ではなく、気のせいだ。  『病は気から』というように、あまり「体調不安」を気にしていると本当に体調不良になりそうで怖いのだが、頭の中から払しょくする術がわからない。  誰かに「それ、病気

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          22本

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          持ち物に名前を書くのは何歳まで?

           自分の持ち物に名前を書かなくなったのは、何歳からだろう?  財布はたいてい身分証明書が入っているからいいとして、スマホやバッグやノートPCには誰も名前を書いていない。わっしも書いていない。  何故だろう。もはや生活範囲が広すぎて、名前を書いたところでどこかに落とした時に「あ!○○さんのスマホね」とならないからかな。  あとは、年齢を重ねるにしたがって、みんな似たような消しゴムを持ってるというような環境ではなくなるから、名前の記入がなくても見分けがつくとか。  それだ

          持ち物に名前を書くのは何歳まで?

          化粧品を買い替える

           化粧水やシャンプーなどを、今年の春にガラッと変えた。8点ほど買い替えた。  今まで使っていたものが高額になったり、リニューアルで成分が変わったりしたからだ。  買い替える際は、ドラッグストアで購入できるぐらい安く、評判や使い心地の良いものを選んで、色々と揃えてみた。  まず、これだけでコレクション意欲のようなものが満たされる。  さらに、購入した化粧水やシャンプーの効能表示やレビューをもう一度見て、自分が選んで買った商品がやはり自分に適しているものだなぁと愉悦に浸る

          化粧品を買い替える

          歯磨き

           結構前から、歯磨きが楽しい。  ほぼ無意識で磨くけど完全な無意識というわけではなく、意識の一番スミっこの部分で歯ブラシの角度とか次に磨く場所とかを考えている。  この、意識領域の中でも最も無意識領域に近い部分を使って動作をする感じが、不思議で面白い。  

          大人

           これまで、初めて訪ねる美容院やバーでは、「学生さんですか?」「何年生ですか?」と聞かれていた。  ところが、ここ1~2年くらいで「何のお仕事をされてますか?」と聞かれることがほとんどになった。  「丸ビルOLとして、丸の内の街並みを闊歩しています。あとサディストです。」と言いたいところではあるが、実際はまだ学生なので「まだ学生です」と言う。(丸の内OLにはならない)  ともかく、身体の成長具合から、初対面の人に大人だと判断されるようになってきたらしい。  大学入学以

          今は変化の時代だから

           ここ最近、「今は変化の時代だから……」という文言を何度も聞く。  そのたびに、変化のない時代なんてあったのだろうか、と感じる。  そのうえ、我々は現代の時代しか生きていないし、知らないのにも関わらず「今は変化の時代だから……」と達観めいたことを言うのもなんかね。  確かに、江戸時代とかに比べれば変化は激しいと思うけど、革命の嵐吹き荒れる近世ヨーロッパほどの変化は起こっていない。  帝政ローマ時代に比べれば変化の速度は速いのかもしれないけど、戦国の世の動乱ほどの大変革

          今は変化の時代だから

          メタグロスについて

           メタグロスというポケモンがいる ↓  人型でなく、何をモチーフにしたポケモンかわからない。おまけに、顔面のど真ん中に「×」マークがある。  なのに、かっこよく見えるのはなぜ。  もちろん、ゲーム内では能力値が高く強い技を覚えるからという理由で、かっこよいポケモンだと思う人もいるだろう。  ビジュアル面でいうと、ゴツいからかな。眼光が鋭いのもいい。人工っぽい素材感からして、生き物というよりロボットに感じるかっこよさに近いのかも。  ともかく気になるのは、やはり顔面の

          メタグロスについて

          Zoomでの会話表現

           オンライン会議での言葉遣いや表現は、対面の会議でのそれと色々変わりますよね、というのは身近でよくある話。  ただ、一個気になるのが画面共有する人が変わるときの言葉です。  例えば、ある人が画面共有をしながら議事録を書いているとき。  もっときれいに議事録を書ける人や、今から資料を使ってプレゼンするよという人が現れて「画面共有奪いますね~」と言う。  別に仲のいい人とか知り合いとかに言われるなら何も思わないけど、初対面の人や初めて組むグループでこの言葉がでると、ちょっ

          Zoomでの会話表現

          自己啓発本のタイトル、ちょっとイタい

          自己啓発本たち、ちょっとキツいよねぇ 「圧倒的○○」、「究極の△△」、「一流の××」とか、そういうの自分で言っちゃうんだ……やば(笑) って感じ。燃やしたい~

          自己啓発本のタイトル、ちょっとイタい

          久しぶりにサッカーボールを蹴った

          <本編とは関係のない話> この前本屋さんに行ったら、メンタルヘルス系の本棚が自己啓発系の本棚と投資系の本棚に挟まれていました。 無慈悲ですね。  こんなにも体を動かしたい、スポーツをしたいと思ったのは、数年ぶりだった。  きっかけは、何てことはない。  異性の友人と通話していた時、恋愛観や人生観の話題になって大きな刺激を食らった。  今まで自分が無意識に信じていたものと世間一般との大きな乖離、疎外感、焦り、嫉妬、憤り。  そんなものが混じり合って、どうにもできな

          久しぶりにサッカーボールを蹴った

          私の卑しさすら包み込んでくれる、1人ディズニーシー探訪記

          今回のエッセイでは、ディズニーシーのショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の内容をちょっとだけ話すので、まだ知りたくない人は注意してね。  前から、なんとなく1人でディズニーリゾートに行ってみたいという気持ちがあった。  もちろんグループで行くのも楽しいんだけど、作りこまれた世界観をひたひたに味わったり、同じアトラクションだけを乗り回したりという楽しみ方もきっとあるかと思いましてね。  というわけで、一昨年はランドだったので、今回は1人ディズニーシーを味わうこと

          私の卑しさすら包み込んでくれる、1人ディズニーシー探訪記

          心むしばむ就職活動。②会社への疑念と社会への不信編

          就職活動の何もかもが、受け入れがたいことの連続だった。 夢や目標をむりやり作り出すあの感じ。これまでの人生のつじつま合わせをするようなあの作業。 嘘をつくことは悪ではない。でも、自分の過去や未来を偽ったとき、生命としての気高さとヒトとしての雅やかな心は失われるんじゃないか。 就職留年を経て25卒になったわっしの就職体験、続きです~。 大学3年8月~この時期の就職活動は、多くの企業が開催するサマーインターンシップへのエントリーが中心となる。 インターンシップというのは

          心むしばむ就職活動。②会社への疑念と社会への不信編

          心むしばむ就職活動。①こんなのおかしいよ編

          先日、就職活動を終えた。気持ちの悪い時間がようやく終わった。 こう書くと、この時期にしては早く終わってるじゃんと思われそうだが、みんなより+1年かかっているので、全然遅いほうだ。 夢や目標をむりやり作り出すあの感じ。これまでの人生のつじつま合わせをするようなあの作業。就活の何もかもが受け入れがたいことの連続だった。 嘘をつくことは悪ではない。でも、自分の過去や未来を偽ったとき、生命としての気高さとヒトとしての雅やかな心は失われるんじゃないか。 この活動を乗り越えられず

          心むしばむ就職活動。①こんなのおかしいよ編