見出し画像

【回顧録】けみおに救われた留学生活、語学は出来ればできるほどいい(当たり前)


私のこれまでの交換学生としての激病み体験記はこちら



留学開始前の韓国語力


コロナ禍もありことごとく試験が中止になっていた(言い訳)
当時の私がもっていた韓国語の成績は
・TOPIK 3級(!!!!)
・ハングル能力検定 3級(!!!!)

だけだった

これでよく留学行けてたな・・・と思うかもしれない
ちなみに
私の大学の派遣留学の基準では
最低でもTOPIK4級とハン検準2級が必要だ


もちろん私は足りていないため、普通なら派遣留学の試験に出願すらできない

ただこの時期は不幸中の幸いでコロナ禍で試験が受けられない人への救済処置として、
「韓国語担当教員の推薦状」があれば語学成績の代替え措置として提出することができた


私はその救済措置に救われ無事書類を通過し、

面接では志望理由書を丸暗記して挑み、無事第二志望の建国大学へ派遣留学をもぎ取った

(第一志望は延世だったけどさすがに語学力が足りなくてだめだった)



とりあえずそんな韓国語力が足りなすぎる状況であるにも関わらず、
不釣り合いな派遣留学に行けることになった私は、まぁ死ぬほど苦労した(主に春学期)



当時留学初期の私がいかに病んでいたかというと、
ほぼ毎日長時間母へ電話&シェアハウスの愚痴
1人でわけもなく泣き出す
(鬱病的な症状)だった



そんな私を救ってくれた動画がある

コチラ↓↓↓


そう、けみお!!!

つらい状況を共有できる人がほしくて、でもなかなかいなくて、

その辛さをどう乗り越えればいいのかもわからなかった私は


「辛さを乗り越えた先にいる人」をみることで自分の辛さを克服しようと考えたのだ

結構これは効果があった。
私みたいに激病みなひとがいたらぜひこの動画を見てほしい
私はけみおを見ながら泣いた




結局海外でやり抜くコツって言語が大前提

当時の語学力は成績からいわずもがな赤ちゃんから毛が生えたほどだった


留学開始当初は

「어색하다(ぎこちない)」という言葉もわからず、

とりあえず愛想笑いしたのを覚えている(まさしく어색하다)


ちなみに大学一年のころに1か月だけホームステイをして、
そのあとも細々とさぼりながら韓国語をしていたため、日常会話なら~と謎の自信を持っていた(TOPIK3級しかないのに)



実際出てみるとどうだ、

韓国人の学生と共に聴く授業はまるで呪文だった

会話ならある程度話には入れても、盛り上がり始めたらもう蚊帳の外ですごしていた。

(当時どうやりすごしていたのかはあんまり覚えていないけど、「話せない自信」が私をどんどん内向的にさせた、今思えばへたくそでもなんでもいいから自信もって話せばよかった)


さすがにやばいと思い、
留学開始後にオンライン授業を受けたり、韓国に交換留学できていながら語学教室にも2か月ほど通った(全くもって意味が分からない、前もってやれという話だ)


そんなあまりにも出遅れた努力が功を奏し、

留学開始から5か月後の7月、とりあえずTOPIK5級までとることができた

そして留学終了間近の11月には無事TOPIK6級を取れたが、

この怠惰な人間でもどうにかなったコツ(?)については追い追い書きたいと思う。


どこの留学生の方のブログを見ても同じことが書いてあると思うが、

語学力はあるに越したことはない

むしろありすぎていいくらいだ

多分私がTOPIK6級をもって1から留学生活をまたしたとしても、

同じくらい授業は意味わからなかったと思う。
(正直聞いていた授業で記憶に残っているのは1~2つくらいしかない)

それでも一度に吸収できる量に差は生まれるし、
読める量・話せる量も変わってくる

留学生活で仲良くなった友達(日本語ができない子)は

「外国人留学生はあまり韓国語が話せないイメージがあるから、
話せるのかな?コミュニケーションは大丈夫かな?って不安だったよ」

と話してくれた

私が不安なように相手も同じように不安なんだから、自分がグイグイ話していかないと交友関係も何も広がらないな、と実感した


交換学生の生活を終えて2年がたち、
8月からは再度韓国生活(想定5年、できるかは知らない、途中離脱の危険有)が始まる



2年前の交換学生として過ごした期間は、正直韓国語力がすごぶるあがったかといわれたら、上りはしたけど(そこまで)・・・な気がする


会話力はやはりどんどん話す機会を増やしていかないと上がらないし
(私は生粋のINFPなのでこれが大変)


学生としてすごす中で人と関わりを持てるかどうかは若干その人の性格も影響してきて難しい
(現地に彼氏がいれば違うかもしれないが、私はなにもなかった)



私自身で言うと、
この期間で鍛えられたのは明らかに読解力だったと思う


課題で出される図書を読み込むうちに自然と韓国語の文章を読むスピードが上がり、
留学終了間近で受けたTOPIKの読解は一問ミスだけだった(それくらいイージーに感じた)



こんな風に、必ずしも会話がぺらぺらで余裕になるわけではないけど、
(それなりに)生きていけるくらいにはできるようになる


結局のところ、このnoteの題名と反してしまうが、

「できなくてもどうにかなる」


その環境に突っ込んでしまえば環境が鍛えてくれるところもあるし、
足りないなぁって思ったところはオンライン授業なり、なんならアプリなりで人と会って増やしていけばいい

自分に合ったやり方と自分の気合が追いつくときがどこかであるから、
それに従って生きていけばいいのではなかろうか。


必ずこうしなきゃいけないなんてこともなければ
できなくてめちゃくちゃ落ち込む必要もない

できなくて当たり前だよね(自分に言い聞かせる)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?