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暑がりな父

父はもともと暑がり。病院は冷暖房完備で、常に快適な温度に設定されています。11月にもなると、病院全体が暖房に切り替わっているので、父は汗だく。


仕方がないので、うちわを持参してパタパタあおいでいました。しかし、それでも汗はなかなか引きませんし、疲れてしまいます。困った私達は何かいい方法はないかと考えていました。


考えた結果、部屋の中に扇風機を設置させてもらえないかと看護師さんに頼みました。そういう事なら大丈夫と許可を頂き、家庭用の大きな扇風機を部屋に置かせてもらうことになりました。


ダメもとで頼んだのに、いつも優しい看護師さん達です。この頃には私達家族は毎日病院にいるので、すっかり顔馴染みになっていました。


こうして、11月から真冬にまで扇風機をつけて、父は快適に入院生活を送ることができました。



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