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明治座観劇『本日も休診』

先週土曜日に初めての明治座観劇に行ってきました。

突然ペアチケットが手に入ったので、誰を誘おうか悩みましたが、まずは息子にLINEしてみることに♪
まだまだピュアな21歳✨初めての観劇ならきっとOKの返事が来るだろうと思っていました。すると息子からすぐに、いいかもね💡とお返事が!
めでたく次男と明治座観劇に行く事になりました\(^o^)/

できる事ならこっちが見たかったんだけど(笑)これはまだ来年の舞台✨紀香さんがサザエさんです♡
10年後のサザエさん一家のお話。楽しそう(´∇`)

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いただいたのは、11月12日に初日を迎えた、『本日も休診』こちらの舞台です。

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「本日も休診」は、「那須の山医者」として知られた見川鯛山による人気エッセイ「田舎医者」が原作で、脚本を水谷龍二、演出をラサール石井が手がける。昭和40年代の栃木・那須高原の診療所を舞台に、村人たちの交流を描いた心温まる喜劇だ。「本日休診」の札を出して趣味の釣りに出かけてしまうこともたびたびという、主人公・鯛山役を務めるのは柄本明。その妻・テル子役は花總まりが演じる。

原作者の見川鯛山さんが実体験を交えて書いたエッセイが原作なんですね。1979年頃から、故・森繁久彌さん主演でテレビドラマが放送されていたそうです。私は覚えていませんが、母の世代なら懐かしく思い出したかもしれません。
年配の方も大勢いらっしゃいました。座席はひとつ飛ばしということもなく、かなり埋まっていました。コロナが落ち着いて、少しずつ劇場にも人が戻っているなぁという印象✨



明治座は、1873年(明治6年)に開場して以来、130年以上の歴史と伝統を誇る劇場だそうです。
火災で焼失、再建を繰り返し、1893年に明治座と改称。その後も関東大震災や東京大空襲で2度の消失、またまた再建を繰り返しながら、1993年(平成5年)に、今の浜町センタービル内に、創建から7代目となる新明治座が開場しました。こちらが明治座のあるビルです。

オフィスビルに劇場が入っているんですね✨

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ビルの低層、1階から4階までが明治座。国立劇場とくらべると、こじんまりしていますね。レストランや売店が各階にあって、幕間の30分の休憩で、皆さんお食事をされるようです。ロビーでのお弁当などの飲食は禁止となっていました。

座席に座ると劇場内に、昭和歌謡が流れています。何とも懐かしいメロディ♪私は口ずさめる曲もあり、始まる前から懐かしさに顔が綻びましたが、息子はキョトンとしていました(笑)
楽しんでくれるかな〜と一抹の不安を感じつつ…

上演を知らせるブザーが鳴ります。

診療開始はいつも午後から。
「本日休診」の札を出して趣味の釣りに出かけてしまうこともたびたびという、やる気のない医師・見川鯛山。やぶ医者と言われながらも人間愛に溢れた優しい人物。
そんな鯛山先生を演じるのはテレビや映画、舞台に幅広く活躍する柄本明。その妻・テル子役にミュージカル界のトップを走り続け、本作が明治座初出演となる花總まり。
そして、村の警察官・茶畠巡査役に、シリアスからコミカルまで多彩な役柄を演じ分ける笹野高史、ホテルの主人・楠田役には、喜劇俳優として第一線で活動を続ける佐藤B作。盟友ともいえる柄本、笹野、佐藤のベテラン3人が、長い年月を経て久しぶりに本作で集結します。
さらに、若い巡査・柴田役はミュージカル俳優としても活躍する渡辺大輔。ダブルキャストとして香織役を務めるのは、精力的に舞台への出演を重ねる能條愛未と中島早貴。変わり者の農家・蚕吉役には、独特の存在感を放つベンガル。ベテラン看護師の宮本さん役には、名バイプレーヤーとして名高い松金よね子が出演します。
脚本は、舞台を中心に名作を生み出してきた水谷龍二。演出は、ストレートプレイからミュージカルまで、ジャンルをこえて多くの作品を手がけるラサール石井が挑みます。
豪華キャストとスタッフにより描かれる笑いに満ちた、心あたたまる物語です。
※明治座HPより

私が産まれたのはちょうど昭和41年。時代背景はその頃。
風邪をひく度にお尻に注射をされるから、お医者さんが怖くて仕方なかった子供時代。顔中ヒゲだらけ、濃い眉に長〜い眉毛を生やしたおじいちゃ先生か、柄本明さんにそっくりでした笑。

舞台は、村で一番長寿で知られる老婆が、亡くなる所から始まります。老婆と一緒に暮らしていたのは、身寄りのない幼い娘、ちよ。
孤児となってしまったちよを、引き取って育てる事にした鯛山先生夫婦は、ちよのため、本当の母親を探します。そんな夫婦やちよを気にかける警官や寺の住職、ホテルの主人たちが、取っかえ引っかえ診療所にやって来ては、ドタバタと色んな事件が巻き起こります。

そんな中、婦人会から村長選挙に立候補しないかという話が勃発。村民のためと決意するテル子と、それを反対する鯛山先生は行き違い、テル子は家を出てしまいます。
さてこの後、結末はどうなるのでしょうか?

𖥧 𖧧𖥧 𖧧𖥧 𖧧


一幕の終わりでは、誕生日にテル子を怒らせてしまう鯛山先生、ビンタされて豪快なコケっぷりで爆笑を呼び、次の二幕では、笹野さん、佐藤B作さんと白塗りの芸者姿で「お祭りマンボ」を踊ったり。昭和の懐かしいお笑いを見せてもらいました。
全体的にゆったりした時間の中で、季節は夏へ、そして秋から冬へ。

次々起こる騒動の中、那須の大自然のようにおおらかな人々に寄り添う鯛山先生と、それを支えるテル子の幸せな夫婦愛に、ほっこり暖かくなる素敵なお芝居でした♡

昭和歌謡がふんだんに使われた演出に、息子も喜んでいた様子。面白かった、また来たいね。と言ってくれました!

今度は、サザエさんε( o´<`o)3

母も連れて3人で行けたらいいなぁと、計画を企んでいます。

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𖥧 𖧧劇場前の銀杏並木𖥧 𖧧

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𖥧 𖧧帰りはライトアップ✨𖥧 𖧧

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