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箸休め

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連載小説の息抜きに、気ままに文を書き下ろしています。文体もテーマも自由な随筆、エッセイの集まりです。あなた好みが見つかれば嬉しく思います。
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2022年11月の記事一覧

「里芋日記・令和四年の土と私」

2022年4月20日。  ことしの里芋の土の準備が終わりました。後から追肥と追い土をする事を鑑みて最初の土を低めにしてみたのですがさてさて。今年も無事に育つでしょうか。里芋日記、はじまります。 気候が落ち着いて、土のすぐ下では種芋たちが毎日太陽をさんさんと浴びています。見た目には全く分かりませんが、ふかふかの栄養土は布団のような物でしょうから、大変気持ちよさそうです。見た目には全く分かりませんが。 4月28日。朝。私、目覚める。そして、 にょき。 相変わらず最初の顔

「雲は群れをなして」

先日手紙に「広辞苑」と書こうとして「辞」の「辛」と「舌」を逆にして書いた時寝不足を実感しました。とはいえ便箋を一枚ロスにしてしまった事の方が悲しい事実でした。慰めに紅茶を淹れて飲みました。 皆様こんにちは 深まる秋、いかがお過ごしでしょうか。わたくし色付いた野山を陽気に歩くのも好きですけれどモフモフ布団にくるまれているのも好きです。 ええ、先月も沢山お知らせを頂きましたので、遅ればせながら10月の振り返りを行います。あなたにいつだって何度だって伝えたい。 「いつも本当にあり

「六畳一間、時々お台所、そして外」

 どなた様もこんにちは、いちと申します。天然自然と生きています。令和四年八月にnote3年生になりました。 ・小説を書きます ・手紙を書きます ・和菓子が好きです ・月が見えると喜びます  他の事もできます。  いちのnoteでは、長編小説、掌短編、エッセイ、料理の話などをマガジンで分けて掲載しております。あなたに届けたい、その一心で筆を執っては六畳一間から、お台所から、そうして時には自然の中からお届けしています。  noteを始めなければ味わえなかったであろう素敵な経験