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箸休め

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連載小説の息抜きに、気ままに文を書き下ろしています。文体もテーマも自由な随筆、エッセイの集まりです。あなた好みが見つかれば嬉しく思います。
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2022年3月の記事一覧

「月が笑う朝、僕のそばには花があった。もぐもぐと君と春」

おはよう あのね 大発見 月が夜明けに大地へ降りたら 隣でお花が潤んでた 心がぽっとなる だって君が笑ってくれたから 僕はいつの間にか 春がそばへ来てくれた事を知ったんだ ほら、春だよ ドーナツのお土産ってわくわくなんだって。 メロンパン、満月に食べた。 積まれると嬉しいホットケーキ。 和三盆のぷりん。 クッキー&クッキー お土産には優しさがぎゅっと詰まってる トマトソースでオムレツ。 滋味深い 春の麗しい色香  「先生とキャラメル」 「オーヘンリーとア

「日本の物作りの美しさよ かや織のストール」

「ストールが使いこなせる人になりたいのです」  店員さんに向かって、背伸びした自分をいきなり押し出してしまいました。ところが店員さんは、困った顔もせずに、にこにこと笑顔で扱い方を教えて下さいます。 これは昨年、中川政七商店で出会ったストールのお話です。 ストールは、自分からすると大人のアイテムなのです。スカーフと共に、雲の上の存在とでも云えましょうか。ですから、その様なアイテムで首元をお洒落に演出する人々へ、いつも尊敬の眼差しを注いできました。自分には全く無い手腕です。

「ミモザ」

あなたが生きている それだけで救われる 花が咲いている それだけで救われる 空が青い それだけで こんなにも嬉しいのです 世界中のあなたへ、ミモザに込めて――                           いち #国際女性デー  #ミモザ

「雪よ、鬼よ、君の苺よ」

皆様こんにちは 只今勝手を遣り過ぎて散髪に二度失敗した為とうとう一度人に切って貰う事に決めて自分で散髪するのを我慢しているので頭はボサノヴァのいちです。  陽が少しずつ長くなって参りました。職場のエントランスから差し込む光が、遂先日まで四時にはもう暗くなっていたのに、いつの間にかまだ明るい日差しが長くフロアの木板を照らし、光の筋を作ります。其処へ立ってグラスの仕上げ拭きをするのが営業前の日課です。 さて、二月の振り返りのお時間がやって参りましたので早速お知らせを頂いた記事