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人口減少すると自由な時間は減ってしまうのか??

こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

今回は時間と仕事の関係について思ったことを書いてみようと思います。

叫ばれる人口減少

北海道では人口減少の問題が叫ばれて久しいです。その原因は様々ですが、少子高齢社会の加速や若年層の転出などが挙げられます。

その中でも必然的に大きな課題になってくるのが労働人口、現役世代の減少です。

そのため、以前よりも少ない人数で経済活動を行い、価値を生み出す必要があります。

対策として、DXの推進や業務効率化、人時削減の重要性がどんどん増しているように思います。

人時削減の2つの型

今回大きく取り上げたいのは企業活動における人時削減についてです。

いくつか例を出します。

①会議で予め全員の意見を提出・共有しておき、決めることを明確にして会議時間を短縮。人数分の人時削減に繋がります。

②Excelの自動化や効率化ツールの導入。単純な作業量の減少に繋がります。

③小売店に代表されるセルフレジの普及。これはレジの人がいなくなるので人時削減に繋がります。

④ahamo・povo・LINEMOなどのスマホの格安プラン。こちらはリテラシーの高い層に向けて、オンラインで申し込みをしてもらうことで人時を削減しています。

⑤IKEAなどの家具販売店は販売のみを行い、お客様自身に組み立ててもらうことで大幅なコストダウンを実現しています。

私はこの人時削減について大きく2つに分類できるのではないかと考えています。

一つめは作業の時間自体を短縮する、やめる、整える、統一化したりすることで人時削減をする「短縮・省略型」
二つめはお客様や消費者にやっていただくことで人時削減をする「置換型」です。

先程出した例のうち①と②は「省略・短縮型」

③と④と⑤は「置換型」にあたると考えます。


自由な時間が減ってしまう?


「置換型」の特徴として労働者の労働時間を使う代わりに消費者の可処分時間を使うということが言えると思います。

「短縮・省略型」「置換型」どちらも人時削減という点では、重要度は同じですが、作業時間自体が減っている前者と消費者にやっていただいている後者ではその価値に差があると考えます。

マクロな視点で考えると、企業や自治体などが「置換型」の人時削減を多くを行っていった場合、人々の可処分時間の総量が減っていくことになると思います。そうなると仕事してる時間は増えないけれど忙しくなってしまうという状況が起こりえます。

そのため、作業時間の総量が減る「短縮・省略型」の方がより人々の生活にとってはプラスに働くのではないかなと思います。

個人単位でできること

この2つの型ですが、

「短縮・省略型」は一人でもできること。

「置換型」は企業の方針や世の中の動きによって決まることが多いこと。

このような違いがあると考えています。

もちろん全体の動きとしてムリ・ムダ・ムラが省かれることはあるかとおもいますが、個人の工夫で良いやり方を見つけ、自分だけに適用することもできますし、さらにはサツドラにはサツドラポストなど個人が発案し改善までできるような環境が整っています。

このようにまずは個人として、効率化や人時削減などを図るのも大切かなと言う風に感じました。



サツドラの取り組み

私の所属するサツドラは「地域コネクティッドビジネス」をかかげ、この課題に積極的に取り組んでいます。

今回の私の人時削減という文脈からはすこしずれてしまいますが、

江差町におけるMaaS実装化の取組もその一環です。

人口減少による交通課題に対しての取組で、江差町ではタクシー運転手が2名しかおらずご高齢でバスも通らなくなったところにまずは乗り合いタクシーのような車両を運用しています。

江差MaaSに関わる記事をプロジェクトに関わる三浦さんが上げていますのでこちらもぜひ御覧ください!


最後に

人口減少の問題は今回私が語ったような人時削減という側面からではなくもっと多面的に議論する必要があるのは重々承知ですが、一つの考えとしてnoteに書かせていただきたいと思います。

サツドラという組織の一員として、人口減少という大きな問題に対してできることがないかを模索していきたいと思います!

最後まで、ご拝読ありがとうございました!


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