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モチベーションの異なる2人が宇宙ベンチャーで複業を始めて感じる宇宙×他分野の可能性

本記事は、宇宙ベンチャー株式会社sorano me[★1]の採用イベントレポートです。イベントゲストである現役の副業メンバーの声を書き起こしたものとなっています。
第3回目は、宇宙未経験でジョインしている川部栄子さん寺島圭希さんをゲストに迎えてイベントを実施しました。インタビュアーは採用担当の大里が務めました。
◆イベントページはこちらをクリックください。
※なお、参加予定だった冨田さんは体調不良により欠席させていただきました。ご理解のほどよろしくお願いします。

★1:sorano me
sorano meは、「わたしたちの日常を、宇宙ビジネスで豊かにする。」というビジョンを掲げ、宇宙関連のコンテンツ作成·マーケティング、 宇宙ビジネス関連のコンサルティング、メディアの開発·運営、人材育成·コンサルティングを行なっている会社です。2019年に創業し、現在は約50名のソラノメイト(業務委託メンバー)と一緒に活動しています。

イベント本編レポート❗️



大里: モデレーターを担当します。大里と申します。sorano meでは、採用窓口、エンジニアとしてデータ解析をしています。大学では材料工学を専攻して、その後重工メーカーで、ロケットや航空機の素材開発に携わっていました。現在は、データアナリストとしてデータ分析、コンサルティングを行いながら、sorano meにも副業で携わっています。

それでは、本日ゲストのお二人、簡単に自己紹介お願いします!

自己紹介

川部: 株式会社sorano meの川部です。sorano meには去年の6月に参画しました。本業はHRTechにてカスタマーサクセスとして活動しています。前職では、留学エージェントで営業をしたり、旅行系webサービス企業で広告営業をやっていました。旅行や人材、教育に興味
があります。

寺島: 株式会社sorano meの寺島です。工学系の大学院を卒業後、航空会社の運航技術者として、パイロットへの技術支援、運航規程の設定・管理に携わっております。大里くんと学生の頃から繋がりがありまして、リファラル採用で、去年の夏の終わり頃に、sorano meに参画しました。本業では新規事業開発をやっているので、その経験を宇宙で活かしたいと考えています。スターウォーズをはじめ、SF映画が好きで、昔から宇宙にロマンを感じていました。

参画のきっかけは?


イベント当日の様子

大里: sorano meに入ったきっかけは何でしたか?

川部: 私は「宇宙ビジネスに関わる仕事をしたいな」と何年も前から思っていました。でも実際に求人を調べてみると、文系出身だとほとんど宇宙に関われる仕事が無いんですよね。でも、最近宇宙ビジネスが盛り上がってきているので、絶対どこかポジションが空くだろうなと思っていたので、 こまめに求人を見たり、Twitterで宇宙関連のアカウントは全部フォローしたり、宙畑[★1]も読んでました。なので、sorano meの存在はもともと知ってたんです。そして昨年、sorano meの求人を見つけて応募し、参画が決まりました。

★1:宙畑
宇宙ビジネスメディア「宙畑」。現在、衛星データプラットフォームTellusのオウンドメディアとして運営。宙畑で検索してください。

大里: 宇宙ビジネスに興味があって、もともと結構情報収集をしていたんですね。他にも宇宙関係の企業はあったと思うのですが、どうしてsorano meを選んでくれたのですか?

川部: ビジョンに共感できる会社、幅広い人材を取っていこうとしている会社がいいなと思っていたんですよね。それが当てはまるのがsorano meでした。

大里: 確かに、幅広い人材を募集しているのはsorano meの特徴ですね。続いて、寺島さんがsorano meに入ったきっかけを教えてください。

寺島: 正直なことを話しますと、当時僕はお金を求めていました。航空会社に勤務しているのですが、コロナの影響で年収が150万下がったんです。なので業務時間外でどうにかお小遣い稼がなきゃと思い、Youtubeの文字起こしをしたり、Excelのデータ入力をしてました。でも、この作業は何の役に立つんだろうと思っていたんです。そんなときに、偶然大里くんに再会して、sorano meを紹介をしてもらって、今に至ります。

大里: もともと副業に興味があったというよりも、本業が航空会社で、収入に影響があったという事情がきっかけだったんですね。

寺島: それこそコロナが無かったら、副業してなかったです。自分には関係のない話だと思っていました。コロナ禍になって、会社が兼業OKになったという環境の変化はありましたね。

もともと宇宙が好きだったというのもありますし、大里くんの話を聞いて、今後衛星データを活用したビジネスがたくさん広がっていくんじゃないかなと思い、ジョインさせてもらいました。将来のキャリア形成のためにも、これはもう「やるしかねえぞ」と。

入る前に不安はあった?

大里: 宇宙ビジネス未経験の状態から、現在実際にプロジェクトを進めていると思うのですが、sorano meに入る前、不安はありましたか?

寺島: 応募する際に、どの職種を選んだらいいか困りました。プロダクトマネージャー、ビジネスディベロップメント...自分の経験はどこで活かせるんだろうか、と。そこでsorano meのメンバーに相談して、向いているであろう業務にアサインしてもらいました。今は問題なく業務を進めることができています。sorano meメンバーは適性を見抜く力があるので、職種に関しては心配しなくて大丈夫だと思います。

大里: 現在応募の段階では、5つのポジションを設定しています。(詳しくはコチラから ​​https://soranomate2021.studio.site/2-1)ただ本業と異なる業務はなかなかイメージしづらいかと思いますので、応募する際は遠慮なく相談していただきたいですね。

続いて、川部さんはsorano meに入る前不安はありましたか?

川部: 応募してから面談するまでは、どのようなスキルがマッチするのだろうかという不安はありました。でも面談の時に、これまでの経験や興味関心についてお話しすると、合いそうなプロジェクトを提案をしていただけたので、sorano meで働くイメージが沸きました。そこからは不安よりもむしろ働くのが楽しみという気持ちが大きくなっていきましたね。

みなさんも宇宙ビジネスに入っていくとなると、ポジションどこがいいんだろうっていうところで、結構迷うと思うのですが、一旦応募してどんどん相談して、マッチングしてもらうのがいいのかなと。

大里: そうですね、なるべく本人が興味あることを重視したいので、ぜひsorano meに興味ある方はそういったところも含めて相談していきましょう!

実際の働き方と時間の使い方

大里: 稼働状況や本業と両立できているのか教えてください。

川部: 地方で衛星データ活用のビジネス企画をやっています。平日は本業の予定がパンパンに入ってしまっていて、なかなか動ける時間がないので、土曜日メインに作業するという形で働いています。いま関わっているプロジェクトは出張もあるので、本業と調整しながら現地に赴いています。

大里: 時間調整は大変ですか?

川部: 最初は難しかったけれど、今は慣れてきました。打ち合わせは平日の仕事が終わった時間帯か、土曜日の日中に設定していますね。

大里: 続いて、寺島さんからもお願いします。

寺島: 僕は関わっている案件が二つありまして、ひとつがイベント企画運営で、もうひとつがウェブ制作です。どちらも平日の朝に週一でミーティングを実施しています。本業がフレックス制度を導入しているので、中抜けして対応しています。

作業は、土日に2時間ほど時間を確保して行っています。柔軟に働くことができていると思います。

大里: 比較的時間の調整を付けやすいプロジェクトが多いですね。本業があると、スケジュール調整が大変な場合もあるのですが、柔軟に調整することが可能というのはsorano meの特徴の一つだと思います。

自分のキャリアとsorano meの関係性

大里: みなさん、ご自身の専門もありつつ、宇宙にも興味を持っていただいてsorano meにご参加しているのかなと思います。ご自身のキャリアとsorano meとの関係性について教えてください。

寺島: 僕は今までの経験を活かせているとは思っていないですね。なので、sorano meで働くことは、現状自分自身の専門性との掛け合わせではなく、新しいチャレンジです。

今後宇宙を極めるというよりも、航空や気象との掛け合わせをしていきたい。いまは自分の新しい可能性を見つけているところで、ワクワクしながら働けているなと思っています。

大里: 宇宙と専門性の掛け合わせに関しては今後に期待ということですね。川部さんはいかがですか。

川部: 私は今までやってきた経験、旅行、人材をどう掛け合わせるかを考えています。一方で、sorano meで活動していく中で、これまでの経験にこだわらなくても掛け合わせの数は広げていけるんだなと感じています。

最近だと、教育にも興味が出てきているんです。sorano meにいると、プロジェクトを通して衛星データのことを学べるので、掛け合わせのアイデアが思いつきやすいです。sorano meは自分の今持っているスキルを活かせる場であり、これから広げたいスキルを身につける場でもあると思います。

大里: 活動を通じて新しいスキルが身につくというのも、sorano meの特徴の一つですね。

宇宙業界の経験がなくても本当に大丈夫?

大里: 最後に、宇宙業界の経験がなくても大丈夫かどうか、宇宙業界で働いたことがもともと無かったお二人に伺いたいです。

川部: ほとんどの方が宇宙ビジネスに関わる仕事をしたことがないと思うので、未経験でも問題ないと思います。

ただ、宇宙業界のことを自分で勉強していく姿勢は必要だと思います。業務では、特に衛星データを扱うので、基本的な知識は身につける必要があります。

定期的に社内勉強会があったり、分からないことがあれば気軽に相談できる環境が整っているので、私はsorano meで活動しながら学んでいます。

大里: 勉強会ではどのようなことをやっていますか?

川部: いまは衛星データのテキストを使って、1、2週間に一回のペースで1章ずつ読み進めています。各自読んできて、分からないところを質問して、詳しいメンバーに教えてもらうという流れでやっていますね。

ちなみに使っていた教本はこちらです📕

大里: ありがとうございます。一緒にプロジェクトに入って活動しながら学んでいくこともできるので、未経験で入っていただくのもウェルカムですね。

続いて、寺島さんからも未経験でも大丈夫かどうか教えてください。

寺島: 僕も大丈夫だと思っています。川部さんのいう通り、積極的に日々勉強する姿勢は必要ですね。業務として活動させてもらっているので、勉強会に参加したり、分からなかった質問をして教えてもらうのが大事だなと。これは自分を引き締めるためにも言っています笑

あとは、レビュー体制が整っているのはありがたいですね。僕はウェブ制作をしているのですが、細かい文言や専門知識の説明に間違いがないか、チェックする体制が整っていてお世話になっています。

大里: そうですね。そういった体制も整えているので、未経験でも心配なく、自信を持ってエントリーしていただけると嬉しいですね。

❓Q&A❓

当日いただいた質問と回答です。

Q: クライアントの業界にはどのようなところがありますか。

A: 宇宙業界や大手電機メーカー、製造業の方、通信系の企業、衛星データを使いたい自治体やスタートアップ(農業系や不動産系)など多岐に渡ります。

Q: 衛星データを扱う企業は多数ありますが、それらの企業さんと比べてどのような特徴があるのでしょうか(データの種類、使い方、業務のしかたなど)

A: 弊社の特徴としては、衛星データをどのようにビジネスに活かしていくかを検討し提案する部分に強みがあります。とはいえ、クライアントの企業の方々次第にもよりますので、ご支援させていただいく幅は広いです。

Q:  学生なのですが、応募してもよろしいでしょうか。

A:  sorano meには学生でも参加しているメンバーがいるので、是非ご応募いただければと思います。ただし、ビジネスを1から教える機会は提供できないので留意していただけると幸いです。

Q:  どのような形で、チームのコミュニケーションをとっているのでしょうか。

A:  基本的にはフルリモートで、プロジェクトごとにslackとZoomでコミュニケーションを取っております。平日の夜か土日に定例mtgをzoomで開催して、残りはslackでテキストでのコミュニケーションを取るというプロジェクトが多いです。
全社としては、プロジェクト間の交流もできるように、四半期に一回対面で会う機会や月一オンラインランチ会を設けております。

Q:  月にどれぐらい稼げますか。

A:  プロジェクトごとに業務委託という契約形態をとっているので、一概には言えません。

Q:  報酬は稼働時間から算出するのでしょうか。あるいはプロジェクトの達成度合いから算出するのでしょうか。

A:  プロジェクトによりますが、最初にプロジェクト全体稼働工数を見積もって算出いたします。またプロジェクトを進めていく中で、想定以上に工数が膨らんでしまう場合は、追加報酬をお支払いしています。


気になる方は一度カジュアルに面談しましょう!

求人はこちらの特設サイトからご覧いただけます🛰👩‍🚀
https://soranomate2021.studio.site/

最新情報はTwitterをフォローしてお待ちください。https://twitter.com/sorano_me?t=A4MJjX948vpGcYrfIRV4BA&s=09

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