見出し画像

ツアー参戦旅日記@高崎<9回目>

1/30、日曜日。東京は薄曇り。
往路は時間があったので新幹線ではなく在来線に揺られてのんびり高崎へ向かう。
上尾あたりで日が差してきた。晴天と言っていい天候。
…宮本さん、驚愕の晴れ男だな。
ぼんやりそう思う。
遠くに見えるのは赤城山かな?
冬の寒空にくっきりと美しい稜線が見えた。

今日はツアー全体で18回目、私の参戦は9回目。
かなりあたおかな参戦数ですが、今後参加率は下がっていきます(笑)。

当初の予定より早く到着したので、駅西側にある高崎城址に行ってみた。
小さい櫓と門しか残っていなくてお堀沿いを歩いて即散策終了。
来た道を引き返し東口にある会場へ向かう。
駅から歩いてペデストリアンデッキでつながっている今回の会場。
徒歩6分でアクセス良好。
15時位に会場到着して、15分程並んでご当地キーホルダーをゲット。

一度駅まで戻り軽食を取ろうと思っていたのだけど、駅直前のビルで開催されている肉筆浮世絵展が気になって仕方なかったので、寄ってみる。
持ってるトートバッグからエビバデさんと思しき人々も数名いた。
軽く見学して軽食に行こうと思っていたのだけど…なんでなんだかはまりまくって滅茶苦茶真剣に見入ってしまい15時半から17時直前までじっくり見学。
慌てて会場へ戻った。
会場内で甲府で会ったUKちゃんと少しだけお話することができて嬉しかった。

会場は2019年(って宮本さんが言ってたよね?)に出来たばかりらしくて、おしゃれでピカピカしてて、座席幅も前後幅も広くて、トイレもたっくさんあって(これ重要)良かった。

今日の私の座席は1階29列のほぼど真ん中で、私の後ろの3列は全てPA席になっていた。
双眼鏡をのぞくと宮本さんが視野の2/3位かな、表情がかろうじて分かるくらい。
なかなかの後方支援席(笑)。

そして、これは書かずにおこうかと思ったのだけど。
私の目の前にいた女性があまりにも迷惑な人だった…(泣)。
全部詳細に書くとそれだけで今回のnote終わってしまうけど、一番迷惑だったのは「夜明けのうた」で持参の!!ランタン!!!(宮本さんと同じやつ)を取り出し灯りを付けて、私の目の高さに掲げてずっと降り続けてステージにアピールしてたこと。
…いや、そんな事されたら、私、目がちかちかして何も見えないんですけど(涙)。そもそもそのランタン結構大きくて、私の視界思いっきり遮ってるんですけど(怒)。
「夜明けのうた」終了でランタン消したからスタッフさん呼ばなかったけど、いざ探してみるとスタッフさんてあまり周囲にいないのね。
そしてど真ん中故にスタッフさんを呼びに行くこともできないという地獄(号泣)。
他にも興奮して隣の女性と曲が終わる度に大声でしゃべりまくり、スマホを出して終始いじってライトを点灯させてたり、曲の間ずっと謎の寄声出してて集中力を削がれることこの上ない。

…気にしなきゃいいんだ、気にするな、自分!

と何度も思ったけど、自分の目の前でやられたら、さすがにねぇ~。
修行が足りずに申し訳ないけど、久しぶりに腹たったわ。

もう二度と!!!!
こういうバカ女には遭遇したくないと思ったわたくしです。

そして今日はですね、実は体調が悪くて(持病の眩暈と頭痛)泣く泣く参加を諦めようかと直前まで迷ってたので、あまり気力がなくて、その分いつものメモも少なめです(泣)。
その割にバカ女に関する記述が長かったですが(笑)。
バカ女を見たくなかったので、双眼鏡ばかりのぞいてました。

*「夜明けのうた」、夜が明けていく映像が本当にキレイだなぁ。何度見ても胸がじーんとする。ここで何故か赤い花びらが数枚落ちてきた。
*「stranger」、スクリーンがカッコいい!今まで何度も見てるのに何故か今回突然そう思った。(宮本さんばかり見てて気づいてないこと、たくさんあるんでしょうね。…もったいない(泣))
*「異邦人」、声が凄く良く出てる!新春と甲府で感じた声の掠れがなくなってて、前回の甲府から1週間で立て直してきたんだ、凄いなと思った。眼光の鋭さにぞくっとする。
*「君に会いたい」、去年までと比べるとイントロが長くなってる気がする。雄叫びも長め。「高崎ベイベー!」「ようこそエビバデー!」「どーんと今日も楽しもうぜ~!」と。
*「化粧」、最初少年が歌ってるように見えて、それから女性に見えた。
声量がすごくて、ドラムも圧倒的で、感情がどすんと伝わってきて胸が痛い…。
*今日は何故か「春なのに」で号泣の私。その日その日によって胸に刺さる歌が違う。
*「shining」、歌詞まあまあ間違える。「一輪の花」で会場を指差しした時の眼光が鋭くて怖いくらいだった。

*黒スーツ、ピンクシャツに着替えて登場の「獣」。
「高崎ベイベー!!」「いらっしゃいませ!!」と言われ思わず笑う。
「いらっしゃいませ」と言われたの初めてかも❤
*「ロマンス」、ステージ上手で股のぞき。お尻少しだけペンペンしてた。
久しぶりに見られて何故か感動(変態かw)。
*「冬の花」、JK脱いでピンクのシャツで。
この曲の映像も本当にキレイでうっとりする。
そして赤い花びらの大きさが去年より少し大きくなって大量になってる気がする。美しい照明に照らされた宮本さんに赤い花が盛大に降り注いでくる様は何度見ても圧巻。
*「悲しみの果て」、「お届けしよう」「この曲聞いて下さい」と。
…エレカシの曲を歌うときって、本当に声が良く出て伸びる。特別に力んで歌ってるわけでもないのに。いつか何かの番組で「この曲はうけてもうけなくても絶対やりたい」って言ってたもんね。別格。
「いい感じだぜー!」「コンサートへようこそ!」と言ったのはこの曲だったかな…。
*「sha・la・la・la」、「よっしゃー!」「出かけようぜ!」と。
よっしゃー、が何だかとても可愛くて笑顔になってしまった。
「どのあたりなのさ」でまた股のぞき。お目目くりっとしててかわゆ。
「ステキな1年にしよう!2022!!」「今年もよろしくー!」と。

*「passion」、「胸の鼓動、きこえるぜー!」。
私、ジャンプしすぎて過ぎて胸の鼓動(動悸?)ヤバかったんだけど、きこえた(笑)?
*「風に吹かれて」、「勇気をもってでかけよう」で始まり、「何て熱いやつらだ」「ありがとベイベー!」「気迫がすごいぜ」「届いてます!」「輝いてるぜ!!」「エビバデー!!」とたくさん声が聴けた。甲府はだいぶ少なかったもんね。腕振りの幅は抑え目。
*恒例メンバー紹介、今日も「キタダキタダキタダ、キタダキタダキタダ、キタダーーマキーーー!!」と鬼リピ。
*AL縦横無尽からの3曲に入る前に「ニューアルバムからきいてくれ」。
「この道の先で」、少し高音きつそう。でも高音の伸びがすごい!
「十六夜」、玉田さん鬼カウント健在で、宮本さん休む間もない。いつもこここで「玉田さーん、少し休ませてあげて!!」と思ってしまう。
「rain」だったかな、めちゃくちゃジャンプしてた。どうしてブレないのか…驚愕。
*「PS」、宮本さんの目がきらっと光った様に見えたのは気のせいだったのかな?…。最後に「アイ、ラブ、ユーー!!」と絶叫。今回も愛をドーンと受け取りました。

*ENは黒JK、黒オリンポスT、黒スキニーで登場。
「みなさん、ありがとうございます」。
*恒例トークコーナーでコバタケさんの「前橋、(高崎の)ライバルなんでしょ?」との発言に、「赤羽とどこか(の都市を)いっしょにされると”違うんですけど”と思っちゃうから、あんまり言わない方が…」と謎の気遣い(笑)。
「(昨日)キタダさんとホテルにチェックインする時に会った」「駅とかでもよく会う」「他の人とは全然会わない」と。
*「木綿」、今日も途中で手拍子が止む。これって何回経験しても凄い事だよね。会場中が自然に、この素晴らしい歌声を聞き逃すまい、手拍子すら邪魔だっていう気持ちになるんだよ。こんな歌手、本当に他にいないと思う。
そして今日も「ほしいものをねだるわ」でした。でも今日はこのフレーズを歌うのがいつもより少しだけ遅くて「今日こそ、ついに元の歌詞に戻るのか!?」と思ったけど「ほしいもの」のままだった。
*ハレルヤ、「ステキな〇〇〇(←メモ判読不可)がやってくるぜ、ハレルヤー!!」と絶叫。いつもの様に会場はこの曲で最高潮。
そしてメンバー全員と一人ずつ握手とハグを交わして、5人で手をつないで高く振り上げお辞儀してから退場。
本当に、この笑顔尊い。何度でも見たい(号泣)。
今日のハグは何だか可愛らしかったな。
がしっ!という感じじゃなくて、宮本さんが少し遠慮気味にいくとメンバーが嬉しそうに愛しそうにそっと、でも、ぎゅっとハグを返すって感じで。
そうすると宮本さんがめっちゃ嬉しそうな顔になって。
今回一番涙が溢れたのはこのシーンかもしれない。


帰りの電車に揺られながら、考える。
…今日の宮本さんは、去年までと顔つきが違った。
新春後は、全然違う。
自信に満ちた顔というか、確信を得た顔、というか。
去年7回も宮本さんの顔を見てきた私には、その差がはっきりとわかった。

車窓から夜の町を眺めながら、1/28に発売されたばかりのインタビュー記事を思い出す。

”宮本浩次が全部引き受ける”
”エレカシを維持することが最大のエンターテイメント”

って言葉を。
そして、このツアーが宮本さんにもたらしたものを。

ツアーはまだまだ続く。やっと1/3を折り返したところ。
でも宮本さんにはもう見えているのだろう。
このツアーが終わった時、自分がどこに立っているかが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?