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銀鍵のアルカディアトライブの体験会に行った話

お疲れ様です。まみやながつです。
先日の記事でブロッコリーくんにカードゲームメーカーとしては30点くらい!Dランクって話をしました。
で、この手のカードゲームのサービス終了が起こるたびに伝説として語られるタイトルホルダー「銀鍵のアルカディアトライブ」について体験会に行ってスタッフを1時間詰問したまみやながつが語っていこうと思います。
ちなみに、このゲーム、ゲートルーラー以下のマジモンの紙ゴミです。僕は体験会でもらったカードを何の躊躇いもなくゴミ箱に投げ込みました。
ポケモンカードのゴミみたいなバニラすら捨てないまみやながつが迷わず捨てるゲームとはいかほどなのか。
みなさんに語っていこうと思います。

そもそも銀鍵のアルカディアトライブとは

大手ソシャゲ会社グリー、超大手出版社角川、アナログゲーム特化企業ホビージャパンの3社が協力して作ったカードゲームです。いや、僕はこれをカードゲームだと1ミリも思っていないんですけども。
見てくださいこの「グリー、角川、ホビージャパンの3社が協力して作ったカードゲーム」という字面、すごそうでしょ?
現代で言うならサイゲxブシロードがお送りするもう一つのシャドウバース、シャドウバースEVOLVEにアニプレックスが参戦するようなもんですよ、これは
こんな大手企業3社が夢のコラボをしたらどんな面白いゲームになるんだと僕も近所のカードラボ店長も胸を膨らませていました。
しかし、その期待は残念ながらたった一弾、2ヶ月サービス終了というVividzもゲートルーラーもびっくりの世界最速終了のカードゲームです。
このゲームの褒めるべきところはただ一つ、こんなクソゲーをちゃんと2ヶ月で終わらせたという潔良さ、その1点です。
では、このグリー、角川、ホビージャパン、通称:銀トラに携わった3バカが作ったゲームを見ていきましょう。
まず、このカードゲームはデジタルTCGと紙TCGを融合させた新進気鋭のゲームです。
スマホの対戦アプリでランダム処理を処理したり、ライフカウントもでき、ゲームの進行もスマホが教えてくれるというパッと聞くとカードゲームのアナログ要素にデジタルを追加して改善したすごいゲームです。
紙TCGを対面でやるあの楽しさとデジタルの楽さを合体したらどんだけ面白いゲームになるのでしょうか?
また、今までのカードゲームにはなかった育成要素などソシャゲ要素も入れていくという挑戦的な要素も持ったTCGです。
どうです、すごそうでしょう。ちなみにみなさんこんな言葉を知っていますか?
「今までにやった人がいないのは偉業かダメだったのでこっそり潰れたかのどっちか」
これは偉業だったのか、ダメだったのか。まぁ、ダメだったんですよ。
というわけで体験会で僕が体験した地獄を紹介していこうと思います。

銀鍵のアルカディアトライブの対戦という拷問

というわけで対戦をやっていこうと思います。
まず、アプリでライフ管理などを行うので相手のスマホと通信する必要があります。
で、ゲーム開始です。先行後攻もスマホがランダムにやってくれます。
便利ですね〜
では、対戦を始めていきましょう。
俺のターン!!!
スマホ画面「キャラを起こしてOKを押してね」
スマホ画面「ドローしてOKを押してね」
スマホ画面「エネルギーを3枚置いてOKを押してね」
( *`ω´)…はぁ!?
そうです、このゲーム、フェイズ進行等にいちいちスマホでの確認が入ります。
でも、ドローとかは手動でやらないといけないんですよ。
みなさん、もうお分かりいただけましたか?
このゲームは「紙TCGのテンポ」と「デジタルの楽さ」を融合したゲームではありません。
「紙TCGのめんどくささ」と「デジタルのテンポの悪さ」を悪魔合体させた絶望のゲームです。
みなさん、マスターデュエルで「うらら持ってるならはよ打てや」「ティアクシャ持ってていちいちキャンセルめんどくせー」とか思うでしょ?あのテンポの悪さ
そして、紙TCGのシャッフルやカード整理、カードをスリーブに入れるというめんどくさい作業
これを融合したのが「銀鍵のアルカディアトライブ」なんです。
このゲームはアナログとデジタルの融合なんていうと聞こえがいいですが、融合した結果両者の悪い部分だけが残ったんですね。
では、このゲーム続けていきましょう。
スマホ君にいちいち報告した後、プレイヤーに待ち受けているのは…

ターン開始時のランダム要素のおよそ3秒の演出です。
演出3秒!?ガノンドロフの魔人拳よりも長い!?これを毎ターン見るの!!??
このゲームはスマホによるフェイズ確認だけではありません。演出でもテンポをどんどん落としていきます。
しかもこのランダム要素、キャラごとにある程度決まってはいるものの不発込みランダムなのでこの演出を見てからランダム要素の処理をどうするかを考えないといけません。
まさかのゲームシステムが遅延を仕掛けてくるゲームが銀トラです。
これをあのグリー、角川、ホビージャパン集まってだーれも指摘せず、商品としてこの世にお出しされているという事実。
僕がグリー、角川、ホビージャパンを3バカと呼んでいる理由がお分かりいただけましたか?
この3社、銀トラを世に出した。これだけでカードゲームメーカーとしてはFランク!0点!ゲートルーラー作った池っち店長ですらテンポよく遊べるゲームを作ったので、カードゲームのデザイナーとしては本当に池っち以下です。いや、人間としては池っちのほうがそーとー下なんですけど…
そして、このゲーム戦闘システムとかもよくある感じのやつでなんかCHAOSで見たなとかなんかヴァイスで見たなみたいなシステムばっかです。
この銀トラのゲーム性、アプリを使うという1点を除いてなんの新規性もありません。その唯一の新規性はw⚪︎nterも真っ青の遅延野郎のクソアプリです。
つまり、もうぜんぜん話にならないゲームです。
ちなみにちょっと調べてみたのですが銀トラの対戦時間

なんと恐怖の30分オーバー、動画もちゃんと確認しました。32分30秒のうち、27分が対戦時間、5分30秒がカード紹介です。
いや、解説とか入れながらだからそりゃ遅くもなるでしょって擁護の声もあるかもしれないので、参考値としてビルディバイドの公式対戦動画も見てきました。
同じ条件のはずなのに13分で対戦終了、カード紹介が7分。
本当に他ゲーの倍かかります。シンプルなストレスゲームですね。
みなさま、お分かりいただけましたでしょうか。
紙とデジタルの悪いところだけを綺麗に融合したクソ遅延ゴミカードゲーム、それが銀鍵のアルカディアトライブです。
このゲームで速かったものはただ一つ、サービス終了だけです。

というわけで銀鍵のアルカディアトライブについて語ってきました。
俺はこのゲーム、文句なしの0点カードゲームだと思いますし、これ作った3バカ共全員カードゲームメーカーとして0点のFです。「グリーの金」「角川のコンテンツ力」「ホビージャパンの開発力」があってもこんなゲームしか作れないとか流石にちょっと擁護できないっす。
あのね、ゲートルーラーでも20点くらいの面白さがあるの。
ゲートルーラーのデッキ貰ったけどめくったやつで殴るだけでなんも面白くないってみんな言ってたじゃないですか。
Vividzは後手1キルができるクソゲーとか言ってたじゃないですか
いいか、お前ら、本当のクソカードゲームは面白くないとか後手1キルとかの0点じゃないんです。ストレスが溜まるというマイナスの領域に突入するんです。
これはぜひ覚えておいてください。

今後、銀鍵のアルカディアトライブをのようなカードゲームが生まれないことを本当に祈っておりますし、ビルディバイドもOSICAもブロッコリーも生き残りのために頑張っていると思っています。
でもこれ銀トラに比べればの話かもしれません
というわけで終わります。

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