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オバケとトイレ

絵日記にも描いた通り
(私は自分が描いてるものを、漫画と呼べる自負がなく、絵日記の方が柔らかい表現だなって思っている)、
栗は中学2年生くらいまでは夜尿症、おねしょが続いていたのであった。

どうもその辺りの発達が…というかいろんなところの発達が満遍なく遅れたみたいだ。

中3で治った。

その後はぶり返すなどはしていない。

非常に助かります。

当時の私は何も考えずに友人にバラしていたので…たしかバラしていたので…まあまあいじられた記憶が…おぼろげに残っていますね…。

現在では寝る前の変なタイミングに水を飲んでも、トイレに行きたくなったら自然と目が覚める。

なぜ変な時間に水を飲むのか…バラエティ番組に夢中すぎてお風呂に入るタイミングを逃したから!

そして風呂上がりは必ず水分補給をしたい!

さすがにつらい!

そういえば私が小学生の頃は、なぜか夢遊病の気があったみたいだ…なんでだろう?

さてトイレに行きますか。

もちろん深夜だから真っ暗だけど行きますか…最近までぜんぜん平気だったのに、先日深夜にトイレ行こうとしたら、暗い家の中を歩きながら今まで観てきたホラー映画のダイジェストが勝手に脳内再生されてしまう〜!

やめろ!

それは成人男性にも効く!

なぜなら私はホラー好きだから。

オバケいたら怖いよなあ…絶対にいないと理解して、なお怖いのがオバケだよね。

どこかで読んだことには、オバケの一番怖い要素は「こっちを向いている」ことらしい。

たしかにそっぽを向かれればマシだ。

『貞子VS伽倻子』では最強の呪いがお互いに絡み合っている状況なので、「こっちを向いている」恐怖はかなり緩和されていた印象なんだ。

その点『呪怨』は超こっち見てて怖かったです。

『リング』はあんまり貞子こっち見ないけど、ものすごく狙われてる感じが怖かった。

そういえば『着信アリ』もあんまりこっち見てない。

あの映画、脚本賞を受賞してもいいくらい面白いと思うんだけど…ガラケー時代、死の電話がかかってきたら死ぬ!

設定してないはずの着信音、残されたメッセージは…「死ぬ間際の自分の悲鳴」。

なんていやらしいオバケなんだ!

『リング』を観ればテレビが怖くなり、『着信アリ』でケータイが怖くなり、『呪怨』で全部怖くなる。

『呪怨』一作目には素晴らしい約1分のシーンがある。

【ネタバレ】

少女が自宅で過ごしている。

この時点で心霊現象に相当悩まされていたけど、そこに一本の電話。

兄から!

「今日誕生日だろ?ケーキ持ってくからよ」みたいな優しい電話だった。

兄、到着…ピンポーン♪

は〜い…ドアスコープを見る。

たしかにお兄ちゃんだ。

ただ…この時点でお兄さんは、伽倻子に殺されている…最初から、伽倻子からの電話だった。

少女はドアを開けたが、誰もいない。

電話口からは伽倻子のうめき声…もういや!

少女は恐怖を和らげるべく、テレビをつける。

普通のニュース…落ち着く…が。

映像は徐々に乱れ、画面の女性はおぞましく歪んだ。

勝手に消えるテレビ。

いよいよまいった少女は布団に潜り込む。

…違和感…布団の奥を覗くと…というのが素晴らしいシーン。

個人的にはあんまりびっくりシーンを仕込むホラーは好みではないかも知れない。

その演出は「怖い」というより、ただの不意打ちでは…でも悪いものでもないのか。

まあ、夜の暗い家を歩くと自然に心細くなるらしい。

オバケなんてね…寝ぼけた人が見間違えたんですよ…。

ね〜。

一連の話はおねしょとはあんまり関係ないね。

というわけで絵日記もよろしく♪

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