mira

頭のネジが足りない個人の記録

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頭のネジが足りない個人の記録

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日記

脳のメモリーがあてにならないから、ここに刻む。 4、5歳くらいの頃にタイムトラベルした夢を見た。 台所。数年前に処分した戸棚に昔使っていた食器たちが並んでいた。父に頼まれてサラダをとり分ける小皿を取り出しているところだった。 夕飯は焼き魚とポテトサラダ。母の作るポテトサラダが好きだった。  「魚食べれるか?」と父に聞かれ、子供の頃は青魚のアレルギーがあった事を思い出した。  魚の骨は刺さらないよう、いつも母に身を細かくほぐしてもらっていたのだった。 皿を並べて昔定

    • トマトを投げた

      20代前半最後に何か残したかった。 普段写真に写らない私には生きた記録があまりに少なくて、欲しくなった。 ただ、他の被写体さんのような綺麗な顔も色白な肌も美しい魅惑的なスタイルも持ち合わせていない。 その上中身だって、内界も自他の境界も外面のコーティングさえ破砕されている現状。 可憐な花などとても添えられないと感じた。 ならばいっそ、その在りのままを、ぐちゃぐちゃに晒して表出してしまえ。 それでふと思い立ったのがトマト。 振り返ってみると物心つく前から野菜嫌いだっ