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2023/2/10クラブチッタ所感

2023/2/10 クラブチッタで行われたタラチオさんのワンマンライブ、あんまりにも良すぎたから出来うる限り記そうと決めたオタクです。

・VultureEP収録曲、歴代オリ曲の中でも「人間を掬い上げることに長けすぎている」と思っているんですが、開幕で来られた。饒舌なspy、ファンボにあがってるやつ絶対に歌詞間違ってるんだけど今回は間違わなかったな。何度でも言うけど、「フラフラだってきっとまだ走れるから」なんて歌詞、ありふれてるのにあの人が歌うと金言になる。

・群青ロマンサー、完全にノーマークでした。すいません。歌う時、「想い出の曲です」つって歌ってくれたね。人って一期一会でいろんなことあっても全部過去になっていくのに、忘れないで大事にしてくれてるんだな。歌はもちろん良くて、選曲で「この人すげえ人だな」って感じた話。

・リハの写真をバンドメンバーの方々が楽しそうにあげていて、「あらいいわねえ」とにっこりしていたら奇妙なポーズの写真が投稿されていて「なに?」となった。なんなの?ニョッキ?、の答え合わせ 「A.八十神」でしたね。ゲヘナの祈りヘドバンと対になるノリ方になりそう。

・「好きな曲やらせてくれ」ってバックホーン繰り出してきたの許さんぞ。コバルトブルー、刃で繋げてこられた。前回のワンマン(2019/11/24)にコバルトブルー大合唱起こったの未だに忘れてないし、声出して一緒に歌えたのすげえ嬉しかった。オリ曲は当然好きなんだけど、あの人の自分のものにする歌も好きだから、どっちも聴かせて欲しい。

・1人目ゲストのもるでおさんと救済→爆笑。もるちゃんが出てきて一発目に喋ったこと、饒舌なSPYで滾っちゃったことだったからウケてしまった。客じゃん。リハからずっと一緒にいたの仲良しじゃん。救済は「腐るんじゃねえぞ」ってエール送られてるみたいで、爆笑は全部を笑い飛ばしてくれてるみたいで最高だった。ROCK過ぎたよ、君たち。

・ZEPPELID収録曲、追悼ってのがあるんですが。2/10朝に聴き返して語りの部分好きすぎるな、って思ってたらホントに出た。しかもシャウトが昔と比べ物にならんくらい上達してるから最大威力で食らった。フツーに生きようとしてるだけなのに生活って悲痛の連続なんだけど、そういう溜まった膿みたいなものひっくるめて、僕らを供養してくれてるように感じた。

・WOD、来たね。僕は赤髪フォロワーと調子こいて前行って、しっかり転倒してきました。助けてもらった。優しい。後から聞いたら、伊東歌詞太郎さん混じってたらしいね。なんで?? もるちゃんが誘ったらしいね。なおのこと、なんで????  

・WODいけんだ、と思ったらゲヘナきた。前方でWOD混じって楽しい〜〜〜〜!!!ってなってたら後方に行き損ねた。お祈り土下座ヘドバンが出来なくて悔しかったがしっかり祈った。「明日からも生きられるように」(曖昧記憶)って歌ってくれたの嬉しかった。明日へ送り出してくれる曲あまりにも物騒がすぎるけど。

・2人目のゲスト、のりすとりーさん。すげえ楽しそうな笑顔でやって来るね。話してくれたエピソード、タラチオさん知った当時「合わないな」って思ってたけどライブゲストに呼ぶくらい仲良くなった話、聞いててほっこりしちゃった。そんでまた歌うめえ。選曲も天体観測なのずるいと思うんだ。サビで2人の歌が重なって綺麗に響いてて、ずっと聴いていたかった。

・風に消える、孤独の声明、call me。俺たちをどうしたいんだおまえは。後半戦、最後のそのまま泣いて帰させないスタンスのとこ以外、メッセージ性を感じ取らずにはいられなかった。オリ曲、ゲストコラボ曲以外で、そいつら選んでくれたのなんでなんだよ。

・Call me、タラチオさんのライブで覚えた曲で初めて聴いた時はポカンとしてたと思う。帰ってから聴き返して歌詞が染みて、ようやく「いいな」って思えた曲だった。オレンジの証明に照らされたあの人が、ステージ上で最も観客に近い位置で歌ってくれた「俺で良けりゃ必要としてくれ」、響いた。ずっと必要としてたから、あの場所に行ったんだよ僕らは。タラチオさんの高校時代の同級生の方、本当にありがとう。

・3人目ゲスト、カフェイン。誰よりもTシャツが似合う男だった。そして2人が揃ったらこれっしょ、金色グラフティー。客がしっちゃかめっちゃかになって暴れ狂ってたね。僕も訳わかんなくなっちゃった。あと申し訳ないんだけど、これに関しては記憶がマジでない。楽しすぎて記憶飛んじゃった。記憶飛んじゃったから拳ツーマンで頼むわ。

・4人目ゲスト、まさかの伊東歌詞太郎さん。中華料理食べに行った帰りに駐車場で20万の革ジャンくれた大先輩だった。あと歌詞太郎さんのエピソードトーク、幽霊に取り憑かれててタラチオさんから貰ったラババン玄関に置いてもう1個御守りにしたら除霊できた話、強すぎ。タラチオさんと仲良くなるくらいだからある程度読めるが、無邪気というか少年というか。

・伊東歌詞太郎さん、ふわっとしたトークから一転して歌うますぎるのよ。細身の身体でどうやって出してんだってくらい奥行きのある歌声だった。しかも選曲がピエロ。伝説歌ってみたやんけ........…。2番「泣き止まない君が言うんだ........…」を歌詞太郎さん、「嘘なんてひとつもついてないよ」をタラチオさんが向き合って歌う掛け合い、釘付けになった。あなたたちの「大丈夫、大丈夫」、間違いなくお守りになる。

・伊東歌詞太郎さんの希望で、2曲目を歌ってくれた。しかも「ワールド・ランプシェード」。僕がタラチオさんがステージに立つライブで初めて聴いた曲で大好きな曲。それをクラブチッタで聴けるなんてな........…。タラチオさんも「ライブでよく歌ってる曲」って言ってて、この人もこの曲を大事にしてくれてるんだなって思った。ワールド・ランプシェードは「君に語りかける曲」だと解釈しているのだけれど、タラチオさんのボーカルは優しくて力強くて、唯一無二になってしまう。(はよ音源を出せ)

・MC、約束を守るのが苦手だって言ってた。不安にさせたし、その不安は今も続いていると思うとも言ってた。その後に続く、「ひとつだけ約束できることがある」「俺はここにいる」で涙が止まらなかった。「俺はずっと歌う」って言ってくれたこと覚えてたよ。覚えてたけど不安もあったよ。疑ってた訳じゃないけど、それでも信用させてくれるんだな。

・MCで「ステージが大きいか小さいかはわからないけどここに立ってる」って言ってくれた後のイミテーション・メサイア。「お前を指した色だ」でボロ泣きしちゃった。かっこよすぎだよ、救世主。自分のことで精一杯の人間ばっかりなのに、俺達のメサイアであろうとしてくれるんだな。俺達のこと「おまえたち」って呼んでくれるんだな。本当にありがとう。

・MC→イミテーション・メサイアで泣かされたのに、punishment来られて感情メチャクチャになっちゃった。俺たちをどうしたいんだおまえは。ステージ中央にtksさんが来て気持ちよさそうにギター弾き始めたと思ったら入りのメロに変わった瞬間満面の笑みになった。punishment、間奏のとこで早弾きエグイとこあるんだけど、あそこでバンドメンバーがステージ中央に集結してきたの熱かった。最高すぎるぞバンド陣。

・punishmentでバンド陣暴れたと思ったら、今度はゲストも暴れ始めた。曲名「monolith」。袖から出てきた伊東歌詞太郎さんが誰よりも嬉しそうでにっこりした。チッタのステージで炎出るやつ、あれ4回音がウニョウニョするとこで吹き上げてるの、ヘドバンの狭間で観測したけどすげえな。タラチオさんがなんか妙な動きしてるのも見れたけど、瞬間すぎる。これもひたすら楽しかったことしか覚えてないわ。

・完全に順番覚えてないんだけど、新曲披露してくれまして。「踊れ!!!!」って言われてウキウキしたことは覚えてる、その後のこと覚えてない。タイトル聞き取れなかったのとワイワイしてたのとでどっかいっちまった。お願いだから新曲公開してくれ。歌詞じっくり見ながら聴かせて欲しい。そんで、いつかオリ曲だけで組んだ最強セトリでライブやってくれ。

・「綺麗に締めさせろよ」つってちゃんとエンディングトークしてくれるんだよな。「お陰で黒字だった」「炎出してタペストリー飾って演者に1500円の弁当出せた」って報告してくれるの律儀な人だな........…。イミメサ前のMCでしてくれた約束も、アンコール後に「俺でよかったか?」って聞いてくれることも、「欲が出た」って今後もデカイ箱期待させてくれるとこも、何もかも嬉しいよ。ありがとう。あとアンコール後出てきた時に、専用のシャツ脱いで俺らと同じTシャツ着て出てきてくれたのもすごく嬉しかった。



ここからは全然関係ない一般オタクこと僕の話なんで読み飛ばしてもらって大丈夫です。






正直な話、対人能力に自信がないからフォロワーと会うの楽しみな反面怖いです。

どれくらいかと言うと、いきなりフォロワーにタックルしたりちょっかいかけたり、打ち上げの飯食いに行ってカラオケ行くくらいにはすげえ楽しい。

し、

飯食ってアルコール摂取して馬鹿みてえに楽しんで、二次会のカラオケへ付いてった後「今この場に僕がいる理由ないんじゃないかな」と我に返って、タクシー代1万円出して帰るくらいにはビビってる。

ずっと好意的に付き合ってる人、一度仲違いしてしまった人、最近仲良くなった人、仲良くなりたい人。

人、人、人 、人........…........…の情報量がシラフになった瞬間ドバっと流れ込んできて、その日に使える社交性を切らして逃げる。それくらい、人に対して臆病です。

人と上手く話せるかなんて、他人に聞いてみないとわからないんだから、自分で抱え込む分には自意識の範疇。

事実は言葉で説明がつくけれど、感情の起伏は言葉で説明がつかない。そもそも、他人に理解されたところで見える景色がお互いどのくらい変わるかもわからない。

これ書いてる今も書きながらビビってるし。

それでも、僕に対して「文章が好き」って言ってくれるフォロワーとか、遊びに誘ってくれるフォロワーとか。

そういう人達がいるから、申し訳ないけれど嬉しいし、有難いです。

特にここ最近は、「声掛けてね」って自己主張することすらしなくなったんだけど、その場は対人頑張るから現地で会えばたまに話させて。

一般オタクのひとりごとは以上です。読んでくれてありがとう。




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