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もう、命を買う時代は終わりにしたい

ペット売り場の近くを通ったら、マンチカンの子猫が安売りされてた・・・。

グッズの安売りワゴンの横で、ケージに入れられて。

皆が通る足元に子猫がいる。
なぜ君は下の段にいるの?そこは暖かいのかい?

近くに電源はないから、とても暖かいとは思えないのに、2段目ではなく下の段にいる。
段といっても、売り場の通路と同じなので、床から冷たさが伝わるだろうに、下段でじっとしている。

近くに行って姿勢を低くしてみた。
こちらと目を合わせることはない。
「また人間がきた」そう言いたいのか、それすら考えないようにしているのか。

置かれている場所は、どう考えても快適に過ごしているとは思えない。
これからどこに行くのか、不安だろうと思う。

どうしても気になり、少し離れた場所から子猫の様子をしばらく見ていた。
というより、立ち尽くしてしまった。

きつい・・・。
見ているだけで胸が締めつけられる。

せめて2段目に、ぬくぬくの毛布か、タオルでもいいから、敷いてあげてほしい。

もう、命を売るのはやめてほしい。買うのもやめてほしい。

フランスでは、2024年から、ペットショップでの犬猫販売が禁止となった。

日本では、その動きはない。
ただ、動物愛護管理法の規制は、年々強化されており、2021年6月1日からは、数値規制が導入された。
ペット業者が飼育する際のゲージの広さや、飼育頭数などの規制だ。


ペット売買に関わるみなさま
どうか、どうか、売られていく子猫や子犬たちが、少しでも不安を感じないよう、お願いいたします。
そして、ペットを買われるみなさま、どうか最期の時まで家族として過ごすことを受け入れ、迎えてあげてください。


お読みいただき、ありがとうございました。