【詩】あの丘で待っている
明日みる夢は遠くなれど
昨日の夢は背中に迫ってくる
道筋は違うなれど
皆同じ頂へと向かっている
それは山のようで丘のようで
あの輝く太陽を拝みたくて
登っているのだ
清々しい風が頬に吹いてくる
たおやかに揺れる花々が
芳しい香りを放ち
極楽を想像させる
君は知っているかい
どれだけ大事な人がいるのかを
緩やかな景色の中
手を振っている人たちがいる
ありがとうをいう人が
あの世界で待っている
記事がいいなと思ったら、サポートしてもらえると嬉しいです。いただいたサポートは、詩集作成に使わせてもらいます。