【詩】追憶
夢を追いかけ
夢に裏切られ
夢を憎み
夢を忘れてく
そんな老いかたをしたくないと
若者は焦り空を求め羽ばたく
君の歩いた道は
君を追いかけてくる
君の去っていく道は
見知らぬ誰かの道となる
誰も悲しみなんていらないさ
誰も苦しみなんていらないさ
ただあの頂きに登りたいだけ
まだ見ぬ夢を追いかけていきたいだけ
たとえこの身焼けても
二つの瞳で見つめたいだけ
いつからだったか眠りの中
思い出したことがある
誰でもない
君が笑って近づいてくる姿を
それが自分の最高の
幸せだったなんて
しるすべもなく
それでも今日も歩いて行くんだ
遠い世界へ
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