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2024年2月21日の日記「今生の別れ」
まだ幼きあの日、姉が買ってきてくれたペペロンチーノという駄菓子がとても美味しかった。
それから友達と何度も駄菓子屋に通ってはペペロンチーノを食べた。
ペペロンチーノという駄菓子は通常通りパスタ風で食べる事もできるが、ラーメン風にして食べる事もできる唯一無二の駄菓子だった。
私はラーメン風で食べるのが大好きで食べ終わったあとの残りスープにガリボリ君というそのまま食べるタイプの麺の駄菓子を入れて替え玉的に食べていた。
歳をとったある日。
というか昨日、そのペペロンチーノがビックサイズになってセブンイレブンに売ってあった。
私はすぐさまレジに持っていった。買わずにはいられなかった。
ただこのビックサイズVerはラーメン風の食べ方ができないようだ。
まぁパスタ風も食べた事があるし、どんな感じかと口に運んだ。
この上ない懐かしさと共に「味の濃いペペロンチーノ正直こんなにいらない」という思いが込み上げてきた。一口食べただけで理解ってしまった。
もう私がビックサイズのペペロンチーノを買うことはないだろう。ただもう一度ラーメン風のペペロンチーノが食べたくなった。
また今度買ってみよう。
じゃあな。
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