新宿御苑 1月19日
茶色い芝生、葉のない枝を伸ばすだけの木々、冷たい空気、雲のない青空、冬の景色。そんな中でも春の鼓動は始まっています。いったい何度目の春が巡ってくるのでしょうか。まだ眠っている生命たちは休息の時を知り、そして目覚めの時を知っています。いつもその時に従って生きているのです。ただ、同じ春が来ることはありません。それはその時の生命にとっては全く新しい春なのです。生命は新しい春に驚き、戸惑い、興味深く思うことでしょう。それもまた生命の美しいところだと感じます。
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