人間不信①
仕事にもようやく慣れて来た頃の話。
仕事とは全く関係ない世間知らずな私のまたちょっと辛いお話しです(笑)
高校時代から凄く仲のいいお友達がいたのですが、その子とは職場は別々でしたが、看護学校も一緒で良く仕事がお休みの時は、お互いの家に遊びに行ったりする程の仲でした。
そのお友達は誰とでも分け隔てなくコミュニケーションが取れる人。
お話してるとめちゃくちゃ面白くて話しやすく、唯一気を使わないでいれるお友達でした。
ある日、そう言えば通帳記帳してなかったなとあと、1年くらいほったらかしにしていた通帳に記帳に行った時のこと。
記帳して通帳を見ると…
ん?…何にも引き落としてないのに
数十回下ろした事のない住所で引き落としされてるし。しかも100万円くらい。
実は私、その頃は、仕事ばかりで遊ぶ暇がなく、結構お金貯まっていたんです。
何で〜。(汗)頭の中はパニック状態です。そのまま銀行に向かい状況を話すと、警察に届けをと。銀行は何の保証もなく。。。(泣)
私は恐くて叔母を連れて警察に行き、刑事課に通された。
良くドラマで視る白状しない犯人が、カツ丼食べて白状する部屋みたいな所に通され待っていると、強面の刑事さんが部屋に入ってきた。怖っ。
その刑事さんに状況をお話しをすると、『誰かお金に困ってる人心当たりある?』と。
???
そう言えば仲良しのお友達が、お母さんがガンになって、お金がいるような事は言ってたけど。。まさかあ。。。
刑事さん『そいつやな』
えー
そんなあ。いやそんな事はないと思いますけど。
後日、銀行の防犯カメラのデータを刑事さんと叔母と3人で見に行きました。
私は恐る恐るそのデータをみました。
違っていて欲しい。。
そんな期待もすぐ壊れました。
そこに引き落とした時間に何度も友達の姿が。。
倒れそうになる私を叔母が支える。今思えばショック過ぎたのか、『無』でした。涙も出ない。
そこからお友達の名前、住所、どこで働いているかなど聞かれたかなあ。ショック過ぎてあまり覚えていません。
続く。