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家庭内学習から自立へ:息子の成長と挑戦

中2むすこ、昨年の勉強方法は親任せ。 ぼくは別に構わないけど「家庭内寺子屋」と称しノートに問題を書いてそれをやってもらったり、英語はひたすら妻と一緒にやっていました。

元々、メンタルローテーションにおける恒常性に苦手さを持つむすこは、文字やことばを視覚的に心の中で多角的に解答を見つけるのに困難さがみられるので、本当の理解につなげたり、そのタスクを記憶に留めておくのも苦手さがみられます。

つまり、やってもその場で理解し、記憶に定着させることは出来ないことはないのですが、相当な苦労をする訳です。 従って、見聞きした事がある問題を頭のどこかで覚えているのですが、理解が物切りになっていたり、記憶を文字やことばにすぐにできなくて、その場しのぎのテキトーなことばで表してしまうのであります。

そんなむすこを助けようと、ぼくら夫婦も懸命になって補助をしていたつもりですが、本人的にはしっくりいかないようでした。

それで今年は「大丈夫、勉強は自分でする」とあまり自信はなさげですが、自分の力でどれぐらいやれるかと、親ばかりに頼れないと言わんばかりに宣言したのであります。

って言うより、思春期なんでしょうね(笑) そんなむすこ、数学が苦手と自覚しているようです。

まず、そこの理解から始めています。 教材は学校のワークと別途購入した家用教科書と、Youtube動画、それとともだちです。

「ともだち」?? 塾に通っているともだちが習って来た方法を伝授してくれているそうです。 他人に説明すると勉強になるので、そのともだちにとっても良い方法だと思います。

帰っきたむすここう言います。 「ともだちに勉強教わった!わかってきた!」 「おーそれはいいね。めんどくさいと思うけど覚えて来たそれを1問でいいから寝る前にもう一度やってみー、それでまた明日その1問をもう一回見直したり、メモしとくんだよ。

忘れていたら、おとうちゃんでも、ともだちにでも聞くんだよ。」とアドバイスしました。

「わかった!」 その夜、意外にも素直に聞き入れ、熱心に机に向かってがんばっていました。

人によって違いますので下手なアドバイスはしたくないのですが、こう言う時間を置いて反復する癖って結構記憶の定着につながります。

今、その感覚を覚えてもらえれば将来お仕事をするにあたってもきっと役に立つ習慣だと思いそう言いました。

むすこのまじめな性格と特性だったらこの方法が一番適切かなと思いそう伝えました。

見たまますぐ覚えてしまう小5のむすめはこの方法はだめでしょう。 たぶん妻もだめ。

「そのともだちは、何が得意って言ってるの?」 「数学と理科と国語って言ってる。英語はダメだ。」 「じゃあ、英語はどうする?英語が得意な子を見つける?」 「いやー、おかあちゃんでいいや。」 中学の英語は教科書見てますが、何が要点なのか整理が付かない子には難しいと思う内容です。

みんなもがいてるようですね。

でも、英語だけはおかあちゃんを頼ろうとしているのが笑える・・・ また、そのともだちがこう言ってるそうです。

「おまえのテストの点数を70点以上にする!それが俺の夢だ!!」

おー、いいねー どんな友情だい? 夢に終わらなければ、みんな同じ高校に進学できるかもね。

邪魔しないようにするからね、がんばれ!!

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