年末・年始も株主優待不要

前回のブログでANA・JAL株主優待券を売ってしまったことを書きました。

まあ、また手に入れればいいだけなのですが、年末年始の帰省のことを忘れていました。

ここ数年は株主優待席が少なくて、優待価格で帰省できないことも多かったのですが、それでも少し不便な時間フライトではあっても年末年始に安く帰省できるのは魅力でした。

今年はつい最近まで帰省が少し頭から離れていたのか、年末年始のことをまったく考えずに株主優待券を売却してしまっていました。


でも今年はもっと安く

ここ数日気温も下がってきて、プロ野球もジャイアンツに優勝マジックが点灯したこともあり季節が進んできていることを実感することが多くなりました。

その為か、当たり前ですが今年も年末がくることを思い出したような感じがします。

そこでJALやANAの株主優待券を売ってしまったことにも気が付きました。

最初は航空会社のホームページで株主優待席に空きがあるのかどうかをチェックしてみると・・・

ほとんどいい時間は無理だろうなと思っていたところが、意外にまだまだ空席があります。

早速予定を決めないとと思いながら、少し甘い期待をいだいてマイルの特典航空券でタダで行けないかと確認しましたが撃沈。

仕方なしにJAL優待券の販売価格を調べているうちに「GoToトラベルキャンペーン」のことを思い出しました。

帰省に「GoToトラベルキャンペーン」

それまでは「GoToトラベルキャンペーン」はホテルに泊まって観光するものと勝手に思いこんでいたので、帰省に利用するなど考えたこともありませんでした。

実家で泊まった方が普通は安いはずですし、実家があるのにすぐ近くのホテルに泊まるのは贅沢なような無駄なような!

それでも調べてみると「GoToトラベルキャンペーン」は圧倒的に安い!

実家は福岡ですが、株主優待割引の運賃で帰省すると片道20,000円以上、往復だと40,000円以上かかります。

それに株主優待券を購入するお金が必要で、今年は優待券の価格が安いと言っても往復の2枚買えば4,000円位はするので、帰省にかかる交通費は44,000円は必要ということになりそうです。

それがJALのダイナミックパッケージを利用すると、ホテルが1泊ついて割引前の旅行代金が56,000円程です。

但し行きは夜に福岡到着で帰りは午前中に戻ってくるパターンなので、到着日と帰着日は福岡では何もできないような感じではありますが。

これが「GoToトラベルキャンペーン」の35%割引で36,500円になり、更に地域共通クーポンが9,000円付くので実質28,000円程度になる計算です。

ホテルの朝食もついてくるので、そう考えると27,000円位で往復できることになります。

朝はホテルでチェックアウトタイムまでゆっくりしてから実家に向かうと、お昼前のちょうどいい時間着くのも気に入りました。

行きかえりの時間が人気のある時間を選べばもう少し高くなりますが、そこを少し我慢するだけで1人17,000円安くなるのはかなり魅力です。


これでは株主優待余ってしまわない?

こんなに安ければ仕事で変更できることが条件の人以外はだれも株主優待券を使わないのではと思ってしまいます。

株主優待券を持っていても、安くてもそれを売って「GoToトラベルキャンペーン」を使った方が確実に安くなりそうです。

株主優待券だけでなくマイルもしばらくは使うのはもったいないように思います。

幸い今持っているマイルの有効期限は2022年4月が最短なので、まだまだ余裕があります。

LCCも大変かもしれませんね。

エアアジアジャパンが撤退するようですが、「GoToトラベルキャンペーン」を使えばJALやANAでもこれだけ安くなるのですから、なかなかLCCを選ぶことも少なくなりそうです。

成田や関空が近いならまだいいですが、羽田や伊丹の方が近いとなおさらです。

多分、これから同じように考える人が増えてくるのではないでしょうか?

そうなると株主優待券が余ってくる、更に値段が安くなる、「GoToトラベルキャンペーン」が終わるころには底値になる、となれば使う方としては非常にありがたいです。

「GoToトラベルキャンペーン」は魔法の箱

こうやって考えると期間限定ではありますが、「GoToトラベルキャンペーン」魔法の箱のようです。

でも一方で期間が終了したあとは、急にさみしくなってしまうような気もします。

1月末までということですから、スキー場などはちょうどシーズン中に「GoToトラベルキャンペーン」の期間が終わってしまうことになるわけで。

もしかしたら1月末までは各スキー場は大賑わい、2月になると閑古鳥といったようなことのならないのでしょうか?

これだけありがたい企画ですから、盛り上がりつつコロナの感染は拡大しない、それでいて終了後も反動がなくソフトランディングするようになってほしいものです。

期間は限られているので、終わらせ方も気になってきました。

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