誰かにとっては

家の前の歩道には今の時期
色々と植物が生えている

といっても
一般的に雑草と言われるもので
日々ぐんぐん成長し
最近はかわいい小さな白い花をつけて
長くなった茎ごと
風でよく揺れているのを
大きくなったもんだなぁとか
可愛いなぁとか思いながら暮らしていた

ですがある日
その雑草は全部抜かれ
束で横にされていた

いたずらや、遊びじゃない感じで
おそらく掃除されたような
綺麗にその雑草だけが
全部抜かれていた
たぶん個人的に
誰かがした様子

一気にさみしくなった景色

ちょっとショック

もちろん自分の土地ではないので
生やしておく権利はないけど

掃除という意味なら
抜く権利はあるのか

良いことだから
それは当然しても良いこと
になる雰囲気

雑草が生い茂っていると
そこにゴミを捨てる人が現れたり
手入れされていない感じが
治安悪く見えたり
道路にはみ出すくらいに生えていたら
邪魔で事故のもとになったり
色々な良くないことに
繋がるのはわかる

ただ、この雑草は邪魔にもなっていなかったし
生やしていて欲しかったなぁ

でも誰かにとっては
それでも邪魔なもの
掃除しなきゃならない存在
なんだろなぁ

誰かにとっては癒しの存在で
誰かにとっては邪魔な存在

公共の場って
難しいですよね

公共の場は、多数の人の
良かれと思うことが
標準にされて実行される

あらゆる場面で
少数派側だった場合
一向に希望叶わないんだろうなぁ
知らんけど、、

まぁ、家のリビングも同じようなものですね
家族の共有の場
時計は旦那が選び
テーブルは私が選び
片隅に置かれている小物
もういらんやろ、と思っても
相手には必要な物だったり
皆の大事が違う…

自分の好きだけを埋め尽くす
自分の部屋そろそろ欲しいわ！

お読みいただきありがとうございます🌟