見出し画像

終わりよければ

ひぐらしのなく頃に、というアニメを見ていました。
これは結構えげつない描写が多くあり
見るのが気持ち悪いシーンでは
目を細めてぼやかして見ることが
よくあったくらいです。

じゃあなんでそんなの見てたのかというと
結局この話は、どう展開して
最後はどんな結末になるのだろう?
それだけが気になって、ずっと見ていました。

映像は不気味に暗いし
描写もえげつないし
ちょっと覚悟して毎回見ていたので
ひぐらしの名前を聞くと
とっさにおどろおどろしさが連想されるくらい
楽しいとか、いい印象は持っていませんでした。

でもようやく最終回まで見たのですが
若干ネタバレになるので
もし見ている人がいたらすみません
最後の2話目くらいから急展開で
雰囲気が変わり、おどろおどろしさより
ヒーローアニメのような
活発さみたいなのが急に出てきて
ずっと色々な意味で
ぐちゃぐちゃしていたこの2人は
お互いがお互いを必要としてただけやったんかーい!
あ、みんなも生きてたんやね( ´∀`)
良かったね、終
みたいな感じで
最後は、ちょっとだけ穏やかな雰囲気になり
終わりました。

もうほんとにこのアニメの98%くらいが
ずーっと、怖い、えぐい、残酷で進んできて
毎度、なんだこのアニメは、、
どんな気持ちで作ってるんだ、、と
疑問に思うくらいえぐかったのに
最後の2%の話がえぐくなくなっただけで
このアニメへの印象は
怖い、えぐい、から
穏やか、に一瞬で変わったのです。
(ちょっとだけど。笑)

あぁ、良かったとか
ほっとした、という感じです。

そこで思ったのは
終わりよければ全てよし、だなと。

あれだけ、何これ、怖い、と長い間思ってても
最後の短期間によって、一瞬でそれは変わる。
振り返っても
ほんとにえぐかったよね。笑、と
落ち着いてそれを笑える
長い夢見てたみたいに。

過去に嫌なことがあったとしても
今、大丈夫な自分であれば大丈夫で

さっきまで、嫌な思い出だったものが
今は感謝できることに変わったのなら
それは、感謝できるものになり

どれだけ長い間、ある思いを抱いていたことも
今、違った思いに変われば
もう、そういうものに変わる

それがなかなか難しかったり
簡単には変わらないものも
あるかもしれないけど

それはいつか
一瞬にして、変わる時が来る

そんなことを思ったのでした。

お読みいただきありがとうございます🌟

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?