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日日是好日(にちにちこれこうにち) 

 私がソーシャルワークを学んでいる武蔵野大学の正門の前には、先人の言葉を月替わりで掲示した聖語板があります。また、大学の校友ポータルサイト( https://www.mu-alumni.jp/ )のトピックスでは、この聖語版の紹介が毎月掲載されています。
 令和6年2月の聖語は、「 日日是好日(にちにちこれこうにち) ~ 今日一日があなたにとってかけがえのない最高の一日である」(武蔵野大学 令和6年2月の聖語)でした( https://www.mu-alumni.jp/alumni/10805/  )。

「日日是好日」は禅語のひとつで、唐代に活躍した禅僧・雲門文偃(うんもんぶんえん)の言葉と言われています。日本の禅に大きな影響を与えてきた宋代の禅教本『碧巌録』を訳した『仏教の聖典 碧巌録』には以下のように記されています。

本則 挙す、雲門うんもん垂語すいごして云く、十五日已前いぜんは汝に問わず、十五日已後一句を道いい将もち来れ。自みづから代つて云く、日々是れ好日。

武蔵野大学ポータルサイト 令和6年2月の聖語 https://www.mu-alumni.jp/alumni/10805/

今日一日を最高の日にすることを考えてみました。
・過去にとらわれず、未来を考えすぎず、今この時を大切にする。
・目の前の出来事に一喜一憂せずに、何事も自然に受け止めて考える。
・最高の日は自分しだい、自分を知ることが最高の一日に繋がる。
・1日1日の積み重ねが幸せにつながる。今できることやる。


今日は夏を思わせるような暑さを感じる1日でした。3月になって寒い日が続きましたが、やっと春がやってきた感じです。(2024/03/31)


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