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目の前の人が心から欲しいモノをプレゼントする


新潟に住んでいた頃、暇さえあれば幼馴染たちと大人数で一台の車に乗って、ミスチルを爆音でかけ、窓をあけて歌いながら海沿いをドライブしていました。

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そんな訳で、私の青春はミスチルと共にあります。


ミスチルの名曲の中から、今回は下記の曲をピックアップ。

聴きながらこのエピソードを読んでもらえると嬉しいです。


『G I FT』

Mr.Children
作詞・作曲:Kazutoshi Sakurai

https://sp.uta-net.com/song/69262/

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新潟で働いている時、初めて取り組んだ仕事で大きなミスをし、1人でいるのが嫌で、だけど家族には言いたくなくて・・・グループLINEで話しを聞いて欲しいと幼馴染たちに呼びかけました。



夜遅くにも関わらず、幼馴染たちが3人集まってくれました。


集合場所は夜の海。

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海育ちの人には共感してもらえると思うのですが、なんかあった時は嬉しい時も辛い時も海に行きがちです。



私はどんなに大変だったか、どんなに辛かったか、これからどうすればいいのか?ばぁーっと話しました。


友人の1人が、海を見ながらひたすら私の話に耳を傾けつつ、私が話し終えた後にようやく口を開きました。



「そうか。まぁ、でも初めてのことに挑戦する時って失敗がつきものだからな。


初めてでなんでも上手くいったらこえーよ!俺今、後輩指導してるけどさ、初めから上手くいってたら先輩はいらないからな。


それに俺もそうだけど、挑戦したから成長するんだよな。


だから、お前良かったな!良い経験ができて。


あとな、その経験はもう過去のことだ!大事なのはその経験を活かしてお前がどうしていくかだ!


どうしていきたいんだ??」



「〇〇していきたい!」



「おっ!いいな!やること決めたなら、決めたことを後はやるだけだ!」




その関わりがあまりにも嬉しくて私は泣きました。心が物凄く軽くなりました。そして私が欲しい言葉をプレゼントしてくれたと感じました。



①思いの丈を話し終わるまで、口を挟まないで徹底的に訊く。

②話を肯定的に受け止める。

③気持ちに寄り添いながら、自分の事例をシェアする。

④ポジティブな気持ちにマインドチェンジできるように伝える。



友人のこの関わりは本当に尊敬です。もう何年も前の出来事ですが、思い出すたびに感謝の気持ちが溢れます。


あの時、潰れそうだった私は、確実にこの言葉たちに救われました。



ちなみに、昔からずっとモテ男の彼。男女も年齢も問わず、人として愛されるタイプです。



きっと、誰に対しても誠実に向き合い、相手が求めているモノをプレゼントできる人なんだろうなと思います。



『G I FT』

Mr.Children
作詞・作曲:Kazutoshi Sakurai

※歌詞を一部抜粋

『地平線の先に辿り着いても

新しい地平線が広がるだけ

「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと

「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ


知らぬ間に増えていった荷物も

まだなんとか背負っていけるから

君の分まで持つよ だからそばにいてよ

それだけで心は軽くなる


果てしない旅路の果てに

『選ばれる者』とは誰?

たとえ僕じゃなくたって

それでもまた走っていく 走っていくよ

降り注ぐ日差しがあって

だからこそ日陰もあって

そのすべてが意味を持って

互いを讃えているのなら

もうどんな場所にいても

光を感じれるよ』


新しい地平線に向かって歩いている時、ふと足を止めてしまいたくなる時があります。

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持ち慣れていない大きな荷物(悩み)を抱えている時は歩くことを諦めたくなります。



そんな時、誰かから『一緒に荷物を持とうか?』『どうやって持てばいいのか一緒に考えよう!』と声をかけてもらうだけでも、心がふっと軽くなる時があります。


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あぁ、そうか!私は一人ではなく、仲間がいたんだなと。それを感じるだけでも気持ちが明るくなります。


一緒にいる仲間と、少し先で選ぶ道が違ったとしても、それが分かっていたとしても、今この瞬間を目の前の大事な人のために走っていく人でありたいです。


そして、人生においては日差しがある時も日影がある時もある。でも、どちらが良いとか悪いとかではなく、表と裏、どちらもあるのが人間。 

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それをお互いに認め合え、共に成長できたらこんなに嬉しいことはないなと思いました。


誰かにとっての必要な人であること。

誰かにとって必要な言葉をプレゼントする人であること。


これからも救われた言葉たちに感謝し、私自身も誰かにプレゼントします。


では、また♪

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