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【サウナ日記】天然温泉 森のせせらぎなごみで整う

千葉県民はなぜか埼玉に対してマウントを取りたがる傾向にある(と思ってます)。

そして、埼玉には無いけど千葉には「海がある」「空港がある」などと子どもの自慢みたいなくだらないことを言って、埼玉と比べて千葉のほうが優れていると思っている(という人が多い気がする)。

そんな千葉県民の私が最近、残念ながら認めざるを得ないのが「埼玉には魅力的な温浴施設が多い」ということ。

もちろん、千葉にもケロサウナを堪能できるスパ&ホテル舞浜ユーラシアとか、海と富士山が望めるSeaSaunaShackとか、唯一無二の「千葉の自慢のサウナ」があるのだけれど、埼玉のほうが圧倒的に「ここは良いところだな~」と思う温浴施設が多い気がする・・・。

例えば、もはや聖地と化した湯乃泉 草加健康センターや、お洒落なおふろcafe utatane、偶然さんが娘と整ったサウナスイートキャビン・・・

ほかにも熊谷天然温泉 花湯スパリゾートとか、杉戸天然温泉 雅楽の湯とか、ちょっと郊外にあるスパ銭が結構魅力的でレベルが高い。

そして、今回訪問した天然温泉 森のせせらぎも、やっぱりレベルが高かった・・・そして「千葉のスパ銭、負けてるかも」と今更ながらに思ったのです。

そんな森のせせらぎですが、浴室に入ってすぐに目を引くのが「塩釜サウナ」。ドーム型のサウナで、入ると真ん中に塩を埋め込んだ炭?が置かれていて、室内は45度とぬるめながらも湿度が高いので滝汗出ます。

内湯は「生源泉かけ流し」とのことで、1,500m地下から湧き出た温泉を加熱・加水無しの「ナマ」の状態でそのまま蛇口から出しているとのこと。ちょっと舐めたらほんのり塩味の茶色のお湯でした。

そして外のお風呂がバラエティにあふれています。
高温サウナに八角のお風呂(この日は巨峰のお風呂でした)、温室のようなガラスに囲まれた香り風呂、五右衛門風呂、寝湯、そして高濃度炭酸泉に水風呂・・・とお風呂をめぐるだけでも楽しめます。

高温サウナはリニューアルしてできたばかりとのことでピカピカ。
70℃とそれほど高い温度では無いものの、湿度が高いのか5~6分で玉汗が吹き出します。

お風呂の種類も充実していて楽しめる分、常連の方も多く、そのほとんどが高齢者。でも、みなさんぬるめの炭酸泉がお好みのようで、サウナは塩釜も高温もどちらも空いていてとても快適でした。

カラフルなタイルの敷かれた水風呂に入りながら「やっぱり埼玉のスパ銭、レベル高いわ・・・」とひとり呟くわたしでした。


■天然温泉 森のせせらぎなごみ
〒346-0029 埼玉県久喜市江面1574−1
●女湯:塩釜サウナ 45℃ 高温サウナ:70℃ テレビ有 マット有
●水風呂:1つ 深さ60cm 18℃
(2021年9月26日訪問)

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