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【サウナ日記】小山思川温泉で整う

小山(おやま)ゆうえんち。
その名は聞いたことがあるものの行ったことが無かったので、既に閉園しているということを、今更ながら初めて知りました。

小山ゆうえんちは2005年に閉園になったあと、跡地にショッピングモールが出来たのですが(ということも今回初めて知った)、小山ゆうえんちがあった時代から存在したのが、今回訪問した「小山思川温泉」です。

入り口外観はちょっと高級感のある感じ。

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中に入ると地方の温浴施設の趣きです。
受付の先は回廊になっているのですが、中庭部分に卓球台があるのが目を引きます。

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廊下突き当りの左側が女湯。

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扉を開けると、なぜか屋外?でもう一つ扉を開けると更衣室にたどり着きます。

お清めのあと内湯の広々としたヒノキの温泉で下茹でをしながら周囲を確認。室内にはヒノキの湯のほかに源泉の温泉。そしてサウナは露天の一角にあることを確認しました。

程よく温まったのでさっそくサウナに。
扉を開けると、思川が眼下に流れていて雄大な景色に見とれます。

入り口に置いてあるビート版を手に、二重の扉を開けて入るとL字に2段のベンチがあり、先客が2名。上段に腰を落ち着けて温度計を見ると87℃。

テレビは無く、ポップスのインストゥルメンタルがひっそり流れています。

壁に掛かったサウナの説明を読むと、サウナはストーン式で、ロウリュ付きとのこと。でも定時にシャーッと水を掛ける最近多いタイプではなく、少しずつ水が掛けられている様子。たまにチョロチョロと水が流れる音が聞こえます。

湿度が適度に高いので12分で汗びっしょりになりました。

水風呂はサウナを出たところに大きな樽があり、井戸水がかけ流し。
温度計は無いけど、体感的には18℃くらいかな。冷たすぎず、ゆっくり入れる水温です。身体を沈めるとジャ~ッと溢れて流れ出る様子が、贅沢な気持ちにさせられます。

そして、外気浴。
露天の一角、思川に向けて3つのデッキチェアが並んでいるのですが、それ以外にも露天コーナーには床机がいくつもあって、椅子不足ということは無さそう。

眼下に見える思川の景色は、なかなか他の温浴施設では味わえない解放感。
女風呂は特に「露天風呂」と言いつつ、壁や目隠しで外の景色が見えないところが多いのですが、ココは外の景色を遮るものが全く無くて素晴らしい!

この日はお天気が良くて冬でもあまり寒くなかったのが幸い。デッキチェアに寝転んで、ほんのり吹く川からの風を受けながら目を閉じると、ホントに気持ち良い!

このあとサウナ15分を2セットをこなして、この日は終了。
解放感ある思川の景色を楽しめる外気浴は名残惜しいほどでした。


■小山思川温泉
〒323-0014 栃木県小山市喜沢1475
●女湯:サウナ1つ 87℃ 
●水風呂:水温不明 樽に井戸水がかけ流し。深さ90cm
2021年2月7日訪問


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