【サウナ日記】新千歳空港温泉で整う
空港の中に温泉とサウナがある、と聞いてぜひ行ってみたいと思っていた新千歳空港温泉。
ちなみに、空港内に温泉があるのは、新千歳と中部国際空港セントレアだけらしいです。
空港に着いて、ちょっと小腹を満たしたあと、さっそく温泉にレッツゴー♪温泉は空港ターミナルの4階にあります。
ここが空港だということを忘れてしまうような立派な門構えです。
入り口を入ると、靴箱ではなく靴を入れる袋がありました。
「ん?そう言えば入口の店構えといい、この靴を入れる袋のシステムって万葉の湯っぽいな・・・」と思ったのですが、後で調べてみたら、案の定、この新千歳空港温泉、元々は万葉の湯だったようです。
受付でロッカーキーとタオルの入った袋を受け取り、女湯へ向かおうとしたところ、男性のスタッフから「お荷物お預かりしましょうか?」とのお声がけが。
空港という土地柄、大きな荷物を持ってくるお客様も多いのでしょう。
私にも気を配ってくださいましたが、私の荷物はロッカーに入るくらいの量だったので丁重に辞退して女湯に向かいます。
ロッカーに衣類をしまって浴室へ。
午前中ということもあってか来客は少ないようで、浴室全体でも3名ほどです。
お清めのあと、濃い茶色をした内湯で下茹でしてサウナへ。
サウナは2つ。右に高温サウナ、左にスチームサウナ。その間に挟まれてトイレが。浴室内、しかもサウナに挟まれてトイレがあるって珍しい・・・
右手の高温サウナの扉を開くと、右側に3段のベンチ。そしてベンチの向かいにテレビとストーンがあります。ロウリュは無く、カラッとした熱さ。温度計を見ると92℃を指していました。
広いサウナで一人ぼっちなので、真ん中の最上段に陣取ります。
外が寒かったせいか、下茹で後でもあまり身体があたたまらず汗が出るのに時間がかかり、15分じっくり蒸されました。
掛け湯で汗を流してから水風呂へ。
水風呂の温度計は19℃。
普段なら、それほど冷たく感じるような温度ではないと思うのですが、なぜかいつもより冷たく感じるのは北国に居るせいか・・・
そして休憩しようと周囲を見ると、水風呂の向かいに石でできたベンチ?と露天風呂に床机が一つ。ベンチなどが無く、休憩するスペースが少ないのが残念。
それじゃあ、と外気浴をしに露天風呂コーナーに向かいましたが、この日の気温はマイナス3℃。床机で外気浴するには寒すぎて、露天風呂に足だけ入れて外の風を受けました。
さらに残念ポイントとしては、露天風呂からほとんど外が見えないこと。
壁が目線の上まであって、外が見えるのは壁と屋根との間の一部のすき間だけ。空港だから飛行機が見れると期待していたのですが、まったくもって飛行機にはお目にかかれませんでした。
でも外の風を感じられますし、周囲を囲む石には雪が積もっているので風情はあります。
程よく身体が覚めたところで、お次はスチームサウナにも入ってみました。
白いタイルのベンチが両脇にあって、奥にストーン。塩は設置されていません。
塩が無いうえ、温度も低めなので、なかなか汗が出てこない・・・ということで、さっさと外に出て、再度高温サウナに移動。
またサウナには誰も居ません。
っていうか、お風呂にも人がほとんど居ないので、ホント、のんびりゆったりくつろげます。
15分を合計3セットして終了。ここが空港だということを忘れちゃうほど、温泉&サウナを満喫しました。
サウナ終了後、空港施設の下の階のレストランで海鮮丼を頬張りました。地域ならではのグルメも堪能できて空港のサウナは最高でした。
■新千歳空港温泉
●女湯:サウナ2つ 高温サウナ 92℃ 3段ベンチ ロウリュ無し テレビ有 / スチームサウナ 温度不明
●水風呂:1つ 20℃
(2021年2月9日訪問)
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