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ラジウム温泉のヒロコさん

山中のラジウム温泉で充電した。飲用可の温泉を飲みのみ、入浴→うなぎ&ラガー→入浴→とろろご飯&ラガー→枕と毛布で昼寝→入浴…(^O^)青紅葉もいいもんだなぁ、お日様を仰ぎ見ながらリフレッシュする。
ヒロコさんは、広間のすべてをちゃっちゃと執り仕切っていて、接客中は電話にも出ない。どおりで、事前に問い合わせしても留守電だったはず。それでもメゲずにバスできたのだからのんびりしよう。実は、とろろ+ご飯+漬け物はメニューにはなかったが、食べたい!といったら「もちろん」と即答でこしらえてくれた。決定権者だからできる判断はありがたい。
何故、ヒロコさんと知っているのか、帰りに「またくるねー」「きてねー」「ねえさん名前おしえて」「ヒロコです、そらです」とやりとりしたから。次回は、紅葉🍁の季節に行くんだろうね、わたしは。
出張に+OFFして、いろんなところでフラフラしているので、こういう出遭いと会話は日常茶飯事だから、ふつうの勤め人には奇異に感じるかも知れないし、東京のひとはなれなれしいやつと眉をひそめるだろうけど、おかまいなし。
ココは、きのうたまたま見かけた神苑無料開放に続いて、延長線上にある温泉はないのか?大原?他には?とググッた結果で、わらしべ長者効果または宇宙のフォーメーションと呼んでいる。旅(出張込み)に出ると非日常の要素が加わり、にわかには判断できないことが目白押しになるからか、思わぬ瓢箪から駒が出る機会が多い。それには、まず、◯◯したいなぁという、そこはかとない希望があって、実現可能性があるのか情報を収集しはじめたところで、おや?と思うWordが引っかかり、じゃ、というので、実行に移すと、途中でちょっとした番狂わせもあったりして、えぇ!と一瞬ひるむが、まぁ、自然の流れに任せて進めるところまでは、と諦めつつ歩いたり、待ったり、キョロキョロ様子をうかがったりしているうちに、最終的には最適解がもたらされるパターンに落ち着く。我を張らない、諦める(もともとは明らめる=明らかにする意味)。つまり、最後まで遂行するには、全面的にフォーメーションに従うのが大前提。わたしたちは、つい、これまでに蓄積した自分の中の常識に左右されるので、スマホでは定休日ではないし営業中と表示されているが、電話に出ないのだから何かあってクローズしているのではないかと疑わしい、所定のバス停で待っていても10:30の送迎バスはこなかったし、不安になる材料はいくつもある。
もちろん、非常識な、無謀なことをしろといっているのではない。なりゆきに任せるのは、何か起きても、とりあえず(1・2時間徒歩でバス停か駅まで歩けば)なんとかなる自信があり、昼間の明るい時間内に完結できるし、命の危険はないと判断できることが大前提。そうでなければ、不測の事態でひと様に迷惑をかけることになりかねない。常識とは、ある意味では必要とされる判断材料でもある。常識と非常識のまにまに揺れる若葉から木漏れ日があふれている、最高のOFF日ではないか!

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