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【飲食業界】3/31ニュース~スタバ4/12から値上げ・ココイチつけ麺店を買収・韓国政府、食品メーカーへ値上げ抑制圧力~
こんにちは。
桜が舞う時期になりました。
「桜吹雪」と名付けた人は素晴らしい感性だなとしみじみ感じております。
コロナが落ち着き、出社する人が増え、歓送迎会なども活発になってきているようです。飲食店でもピークの時間が遅くなってきたのではないでしょうか。
弊社のデリバリー専門店も、ピークの時間が1時間ほど後ろに延びてきました。
お客様の生活スタイルに合わせて営業時間の延長も視野に入れることをおすすめします。
スタバ、定番飲料の約8割値上げ 4月12日から
スターバックスコーヒージャパンは31日、全国約1800店舗で定番の飲料とフードを4月12日から値上げすると発表した。エスプレッソなどの定番飲料は全商品の約8割を税別で5〜32円、定番のフードの約9割を同5〜21円値上げする。飲料の値上げは22年4月以来。物流費や水道光熱費の上昇を販売価格に転嫁する。
【解説】
まだまだ飲食業界の値上げは続きますね。
昨年はタリーズが2度の値上げを実施しましたが、今度は1年ぶりにスターバックスの値上げです。
食材の仕入れには物流が不可欠です。単純に食材の価格が上がらないときであっても、物流コストが上がっていると食材費は高騰します。
お店まで配送してくれる仕入れ業者を使っている飲食店は、食材がスーパーよりもずっと高い状態が続いています。
その原因は、食材そのものの高騰ではなく物流価格の高騰の影響が大きいとみられます。物流費の高騰が止まらない限り、仕入れ価格の高騰も止まらないでしょう。
「ココイチ」壱番屋、京都のつけ麺店を買収 海外展開も
壱番屋は29日、つけ麺店「麺屋たけ井」を運営する竹井(京都府城陽市)のすべての株式を28日付で取得して子会社にしたと発表した。買収額は公表していない。将来は海外への店舗展開も検討しているという。壱番屋は主力の「カレーハウスCoCo壱番屋」とは別の新しい飲食店を、M&A(合併・買収)も含めて増やす方針を打ち出している。
【解説】
「カレーハウスCoCo壱番屋」は現在1,218店舗を展開していますが、出店数は減少傾向にあり、2022年から20店舗ほど減少しています。カレー業態では断トツの規模を誇るココイチは、これ以上の成長に向けて、M&Aを含めた別業態への展開を進めていくようです。
飲食店は食材・人材・ノウハウなどが別業態でも活用しやすく、M&Aとの親和性は非常に高い業界です。
しかし、まだまだ個人店・小規模チェーンでM&Aという手法が使われていないのが現状ではないでしょうか。
恐らく、M&Aという言葉自体が飲食店経営者には馴染みが薄いと言えます。
事業拡大・事業承継を考える経営者様は是非とも1度は調べていただきたい情報となっています。
弊社もバトンズの認定パートナーになっておりますので、ご興味ある方は一度ご相談ください。もちろん無料です。
韓国政府は「値上げするな」というが…外食物価、値上げ止められない
【03月29日 KOREA WAVE】韓国で昨年から続いた物価の高騰を受け、政府が食品メーカーを対象に懇談会を開くなど「圧力」をかけたことで一部企業が値上げの計画を撤回した。しかし、酒類と食品に注目している間に、外食産業などでは値上げが続いており、むしろ一部業界では値上げ周期が短くなっている。
【解説】
韓国政府による、食品メーカーへ値上げに対する「警告」をしたとのことです。これを受けて、各メーカーは値上げ計画を撤退しましたが、販売先である外食産業では値上げが続いているようです。
これは、何の意味があって警告しているのか分かりませんね。
確かに、小売り・外食業界全体が不当に値上げを繰り返し、家計への負担が大きくなっているのであればこの警告は必要なのかもしれません。
しかし、現状原材料や物流費の上昇は価格に転嫁していかなければ企業の利益は圧迫されるでしょう。
特に今回のようなメーカーだけ値上げを抑制する行為は、家計への負担は軽減しない上にメーカーの人件費等に負担が掛かってきます。
利益の苦しい企業は不正を始めてしまうかもしれません。
サービス残業や食品偽装などを助長しかねない状況を政府が作っているようにしか思えません。
【3/31ピックアップニュース】
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