私の子育て 二男編③(終わりのないゲーム・コンプレックス)
前回の続きになります。
息子のネガティブ発言は、暫くの間ずっと続きました。
「終わりのないゲームをずっとやらされてる感じ」だとか、「このゲームを早く終わらせたい」だとか、「今までの人生、何一ついい事がなかった」等と言うようになり、本当に心配でたまらなくなりました。
そして、自分の容姿についてもコンプレックスを持つようになり、自分の事を「醜い」とまで言い、携帯電話を投げて、書棚のガラスを割るというようなことも。(泣)
確かに、私に似て身長が低め(160cm位)で、その事を気にしていた事はありましたが、何故急にここまで言うようになってしまったのか、聞いている私も辛くて、どうしたらいいかわからなくなりました。
それに、顔は可愛いんですよ(←親バカ(笑))
身長に関しては、早熟で、小学生の頃は大きい方だったのですが、中学生になってから全然伸びなかったので、私は気になっていて、成長外来に連れて行きたかったのですが、本人が、「気にしてないから言わないでいいよ」と言うので、それを鵜呑みにして連れて行くことをしませんでした。
でも、高校2年生の時、急に、「やっぱりもう少し身長が欲しい!」と言うようになったので、息子を連れて成長外来のある病院へ行きました。
しかし…
もう手遅れだったのです。
まだ伸びるかどうかは、手のレントゲンを撮ればわかるらしいのですが、息子の場合、「骨端線」というものが、もう閉じてしまっているから、もう伸びないだろうと言われました。
それでも、私は諦めきれなくて、別の日に、もう一度一人で病院へ行き、15歳を過ぎているし、所謂病気の「低身長」というわけでもないので、自費になるというのも承知の上で、とにかくお金がかかっても、僅かな可能性でも、ホルモン注射を受けさせたいと、先生にお願いしました。
しかし、先生に、「でもねー… お母さん、可哀想だけど、お金をドブにすてるようなものですよ。」と言われてしまいました。
ショックでした。
息子に何と言えばいいのか…
しかし、家に帰ってそれを伝えると、
「わかった。もういいよ」
と笑ってくれました。
どうして、中学生の時に、無理にでも連れていかなかったのかと、今でも後悔しています。
あ、私は男性を見るとき、身長は全然気にならないです。
でも、男の子自身は、できれば身長は高ければいいなあと思っている子が多いのはではないかと思います。
なので、もしお子さんの身長の伸びが悪くて気になっているお父さん、お母さん、早めに
成長外来のある小児科で、一度ご相談される事をお勧めします。
たしか、15歳までならホルモン注射も公費で受けられると聞きました。
息子の話に戻りますが、そういった経緯があったとはいえ、それにしても、それにしてもですよ。
こんな急に、自分の容姿に関してここまでネガティブ発言をするのは、何か少しおかしいと感じました。
そこで、ネットで色々と調べているうちに、私の憶測ではありますが、これが原因なのではないかという、ある一つの答えに辿り着いたのです。
全く想像もしていなかったことでした。
それは、高校2年生の終わり頃から始めた、
「歯列矯正」
にありました。
続く
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