桜川空

雲を見るのが好き。同じ形はなくいつも自由。人生いろいろありすぎましたが、ひょっとしたら…

桜川空

雲を見るのが好き。同じ形はなくいつも自由。人生いろいろありすぎましたが、ひょっとしたら私は運がいいのかも。空を見上げながら思うことをnotoします。

最近の記事

おもちゃを作った日

何でも買える、すぐ飽きるでは困る。 壊れたら直して使うが、物を大切に扱う学びの真っ只中。 手作りおもちゃがあった保育園。 僕のお気に入りは、牛乳パックのぽっくりだった。 作り方を調べると牛乳パック6本分! 作ってほしいからと牛乳をたくさん飲んでいたっけ。 家の中でパカポコと遊びボロボロになるまで使ってくれたので、牛乳パックも本望だと思う。 絵心のない私は、僕から折り紙やら工作する機会が与えられたようだ。 できないとはいわない。 やるだけやる。 できなかったら、そこから

    • いつもあるものがなかった日

      スーパーからお米がなくなった令和の米騒動の話ではない。 我が家の冷蔵庫の話である。 僕が待ちに待った社会科見学。 「あと5日だよな。楽しみだなー」 「あと4日だよ。お菓子どうしようかなー。オヤツは3つまでだって。 ハイチューはいいんだって。ヤッター! ハイチューを3つ持っていったら、オヤツのカウントは1つになるのかな? 3つなのかな?」 先生に聞いてみたらと、ありがちなオヤツ問題。 今回、オヤツの金額ではなく個数。 バナナはオヤツになるかお弁当か、どっちかも聞いてきて

      • 重陽の節句は「大人の節句」だと思う話

        日本には五節句がある。 1月7日、人日(七草)の節句。 3月3日、上巳(桃)の節句。 5月5日、端午(菖蒲)の節句。 7月7日、七夕(笹)の節句。 そして、9月9日は重陽(菊)の節句。 伝統行事だけど、重陽の節句はあまりしられていないように思う。 保育園や幼稚園の行事は、お月見の十五夜。 菊は、邪気を払い長寿の効能があると言われていた。 菊の節句は栗の節句とも言われ、栗ご飯を食べたり、日本酒に菊を浮かべて菊酒を飲んだりする。 酒を飲むとなれば20歳になってから。 大人

        • 切なく儚い夏

          夏休みのある日。 私はスーパーへ買い出し、僕は子ども祭りに行った。 電話が鳴る。僕からだ。 「どうした?何かあったの?」 「あのね、金魚6匹とったんだ!金魚のエサと入れ物買ってきて」 「まずはエサを買っていく。虫かごがたくさんあるでしょ? 洗ってあるから金魚入れといてね」 「わかったー」 水道水を日光に当ててカルキ抜きをする昔ながらの方法でメダカは3年ほど飼っていた。 ガラス容器を洗っていた時に手を滑らせ見事に真っ二つに割ってしまい、それからは飼っていない。 今

        おもちゃを作った日

          夏を愉しむ

          猛暑続きもあって心も体も疲れている。 頭の中をリセットする場所へと出かけた。 無になる。 ここにある。 それだけ。 和から涼を感じ、風鈴の音色が心地いい。 日本の夏だ。

          夏を愉しむ

          懐かしいアイスで思い出を作る

          大人になって思い出す懐かしい味ってなんだろう。 ホットケーキ、クリームソーダ等。私がいなくなっても「これ、懐かしいな。あんなことやってたな」と思えるものを探し、辿り着いたひとつがホームランバーだ。 子どもが薬を飲みたがらない相談をした時に薬剤師さんから「アイスクリームに混ぜてあげてもいいですよ」と聞きアイスを食べさせた。 熱を出し唯一食べたいと言っていたのがプリン、ゼリー、アイスクリーム。 栄養補給としてハーゲンダッツのバニラに薬を混ぜていたことから、子どもは今でも体調が

          懐かしいアイスで思い出を作る

          僕と私と炭酸と。

          出産後、子どもを抱きかかえていた頃から自分で歩くようになって、二人にとって通院帰りに立ち寄るファミレスが楽しみだった。 病院に行く=お出かけ お子様ランチについてくるオレンジジュースがお気に召さないようで、いつも水を飲んでいた。 余談だが、平たく丸いもの(お金)を入れてボタンを押せば何かが出てくる不思議な箱(自動販売機)が楽しすぎるようで、保育園の帰り道にぶどうが描かれたパッケージのウェルチに惹かれ、何度となく足止めからの課金。 おかげでオヤツは、ぶどうジュースゼリーとな

          僕と私と炭酸と。

          日本一予約の取れない工場見学へ行く

          幼いころからエレベーター好きなわが子。 エレベーターを見るとどうしても乗りたくなるようで、なるべくお客様がいない時に利用していた。 自分で動かせる乗り物に興味があったのか、どうなのか。 エスカレーターの点検をしている人を見かけると立ち止まって見学したり、スケルトンなエレベーターを見ると仕組みが知りたいのか立ち止まる。 ある日「小さい四角形を作って!」と言われて、はさみでチョキチョキ作ると自分で数字を書き込みセロテープで柱に貼って自宅エレベーターの完成。 エレベーターのボタ

          日本一予約の取れない工場見学へ行く