20230317 「また、この車を相棒にしたいなぁ」と思う、ワゴンR
ワゴンRが世の中に登場したのは、1993年。
この車が世の中に出たことで、軽自動車の世界はガラッと変わってしまったと言っても言い過ぎではないだろう。
そんな車は、我が家にもやってきた。
1994年の12月だった。
3ヶ月待ちで、父が購入した。
我が家のマイカーになったのだが、1998年に自分のマイカーになった。
この車に乗っていたのは2001年までだから、3年間。
その後はまた父の元へと戻り、また弟が独立するにあたって弟の車になって、そして最後はまた父の元へと帰っていった。
そして父が所有した最後の車でもあった。
父が亡くなったのが2008年。
だから、我が家には14年ほどいたわけである。
14年間で19万km。
よく走る車だった。
自分が所有している頃は、この車で本当にあちこち走りまくった。
この車の良さは、疲れないこと。
とても乗りやすいこと。
それに尽きると思う。
この写真は、富山県魚津市の山中へ地質調査に出かけたときのワンショット。
フィールドワークをして、採取したサンプルとなる岩石をトロ箱に詰めて、それを積んで長距離を走る。
また、この車で関西から伊豆、箱根へ旅行にも出かけた。
東京にも出かけたし、本当に日本中あちこち走り回った。
自分が乗っている時の年間走行距離は大体25000km。
平均燃費はリッターあたり約19km。
この燃費が出たのは、おそらくMT車だからだろう。
AT車は3速だったこともあり、そんなに燃費の良い車ではなかったはず。
しかし、MTとなると5速なので、よく走る。
写真を見ていて、「ああ、もう一度相棒にしたい車だなぁ」という思いが湧き上がってきた。
調べてみると、ワゴンRは今でもMT車を出している。
乗るなら、それだな。
なんせ、AT車は相性が悪い。
今もMT車に乗っている。
しかし、時代が進みエンジン車自体が世の中から消えてしまうかもしれない。
もしかしたら、絶滅してしまうかもしれない車になってしまう。
もし、世の中からMT車がなくなることになったら、車を買い換えるのはやめるかもしれない。
そして、不便だけれども車のない生活を選んでしまうかもしれない。
妻のAT車にたまに乗る程度で終わらせるようになるかもしれない。
時代の変わり目にいるんだな、きっと。
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