見出し画像

どんと焼きに参加した話。炎を眺めながら思ったこと。

ろうそくの火やキャンプファイヤーで見る炎が好きだ。

炎の揺らぎは心をとても温かくする。

昨日は、近所の神社で「どんと焼き」に参加した。

いつもお正月飾りを持っていって焚き上げてもらう。

例年は平日に行われているので、お正月飾りを納めるだけであった。

今年はちょうど土曜日だったので、楽しみにしていた。

おぜんざいのふるまいもあると神社の張り紙にかいてあったので、行ってみよう!と思っていた。

土曜日はあいにくの雨。

やっているかな?と思いながら、下の娘にはレインコートと長靴を履かせ、息子には大きめの傘をもたせて出かけた。

雨であったが、焚き上げは行われており、大きな薪がたくさん燃えていた。

雨の中でも大きな炎がゆらゆらしていた。

近くに寄るだけでとても温かく、炎を見ているだけでとても癒される気分になった。

子どもたちも色んなものが一瞬で燃えて灰になるのが不思議だったのか、炎をじっと見つめていた。

雨の中であったが、全然動こうとせず、炎をじっと眺めていた。

近くには傘もささず火の番をしているおじいさんやお餅をせっせと焼いているおじいさん達がいた。

「おぜんざい食べた?」
「今年は結構人来てるよ~」
「雨で洋服濡れちゃったよ~」
等々話しかけられたので、ぼーっと火を見ながら他愛もない話をした。

炎はなんでこんなに癒されるんだろう、と思う。

昔、キャンプをよくやっていたから、料理の時の火おこしやキャンプファイヤー、キャンドルファイヤーなんかをよくやっていて、火をみているだけでとても癒されたのを思い出した。

火を見ながら、キャンプ仲間たちとは色んな話をしたなあ~なんてことも思い出した。

その後、子どもたちはおみくじを引いた。

おみくじの結ぶ場所がいっぱいだったので、一緒にそれも焚き上げてもらうことにした。

おみくじたちは一瞬で灰になった。

それがとても印象的だったようで、2人は帰り道ずっとそのことを話していた。

こういう季節の行事や地域の人との関りやそこで大切にしている暮らしをなんとなく肌で感じることはとても大切にしたいなあと思っている。

子どもたちには、そういう経験をたくさんしていってほしいなあと思っている。

昨日はあいにくの雨の日だったが、寒い雨の記憶と焚き上げと炎とぜんざいが彼らにとっていい思い出として心のどこかに残ってくれたらいいなと思った。

どんと焼き、とても楽しく、おぜんざいもとても美味しく、いい思い出になった。

帰ってから、私は残っている小豆でさっそくおぜんざいを煮た。

おもちも入れて、今日のおやつにしたいなあと思っている。

おやつの時間が楽しみ。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

そら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?