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2024年4月9日

朝9時に大学へ。朝から絶不調だが、夜には次第に回復。後輩と歩いて二条まで映画を観に行った。『4月になれば彼女は』。ウユニ、プラハ、アイスランド。どれも2015年の中欧旅行の記憶に紐づいていて、少しむずかゆかった。もう少し落ち着いたら、あの頃の人たちに会いに行ってみたい。

    • 2024年4月8日

      先週から精神的な不調が続いている。横の共同研究室で歴史社会学をやっている後輩のメモを見る。ホワイトボードにでかでかとキーワードが書かれている。そのキーワードについて気になったことを何個か尋ねる。答えの的が少しハズレていたが、彼が頑張っていることはわかった。歴史社会学のゼミにいくが、気疲れしたので途中で研究室にもどる。お昼に買った筍を炊いて、季節を食べた。少し残ってしまったえぐみが下の奥のほうに滞留している。

      • 2024年4月7日

        朝から後輩の引っ越しを手伝いに七条まで向かい、そこから歩いて大学に戻る。三日後に戻す書評のゲラがあるのだが、まったく頭が回らない。しばらくぼーっとしていると後輩がやってきて、白梅町まで買い物に行く。ハワイで食べたポケボウルを再現して、朝五条イオンのKALDIで購入したハワイアンサンのグァバジュースと一緒に食べる。先月のハワイのことを少し思い出した。

        • 2024年4月6日

          四条烏丸まで映画を観に行く。3本連続でみるので、大丸裏のはなまるうどんによって、大盛りのうどんをたべる。いつもよりスタッフが高齢層で、大学生たちが見当たらない。若いスタッフに散々ミスされたのと、ここのはなまるだけ出汁の味が違うように感じて、足が遠のいていた。しわしわのお爺さんがせっせと働いている。テキパキしているがとてもスローだ。ほかのスタッフもみな、ゆっくりしていた。どんどん列が長くなっていく。それはそれでいいのかもしれないとおもった。

        2024年4月9日

          2024年4月5日

          朝8時に起きる。身支度を整えて大学に。日本文学の院ゼミに潜りに敬学館へ。2016年の夏までは、所属していた院ゼミが開かれていたので、定期的に来ていたのだが、ゼミの開催場所が変わって以来、とんと来なくなっていた。数年ぶりに懐かしいに匂いに包まれた。数日前から、精神的に不調で何かしてないと、何かしていても、涙が頬を伝うような感覚がある。それなのに、どうしてか文章は打てるし、振られた学会業務などはこなしている。文字の雨がゆっくりとではあるが、ぽつりぽつりと、白い画面のうえに溜まって

          2024年4月5日

          2023年12月19日

          昼頃に大学に来るが、たかが5分の登校もげんなりするような寒さで、震えながら研究室のある建物に駆け込む。院協時代の同僚とあって、しばしコーヒーやらお茶などを飲みながら歓談。夜の読書会のレジュメを切り始めて、今年も疲れたと思う。

          2023年12月19日

          博士院生の日記 #14

          およそ半年振りの投稿になる。あれから、花粉症で二ヶ月ほど頭の回らない状態になっていたが、なんとか博士論文を提出した。それからは、さまざまな学術イベントのお手伝いなど仕事があって、その間に博士論文の審査があり、母は病気になった。いま、それらのことがひと段落して、ようやく日常に戻ることができそうだ。朝は走ったり家のことをしたり、昼は本を読み語学の勉強など。夕方から飲食店のアルバイトで汗を流し、帰路の1時間で歩きながら母と通話する。それから家に帰って一本映画を見て寝る・・・・・・。

          博士院生の日記 #14

          博士院生の日記#13 “時には昔の話を”

          研究室で人を待ちながら執筆。BGMに手頃なジャズアレンジのジブリ映画曲のyoutubeを流しておく。紅の豚の主題歌『時には昔の話を』が流れる。加藤登紀子のあのジーナの声がどこからか響いてきそうな伴奏。そういえば、もう今となっては昔の話だけれど、2018年の1月にワシントンD.C.を訪れ、スミソニアン航空宇宙博物館の別館(ウドバー・ハジー・センター)で、B29エノラ・ゲイを観に行った。周りの戦闘機を凌駕するその大きさに驚愕したのを覚えている。無数の飛行機が太平洋上を飛び交い、た

          博士院生の日記#13 “時には昔の話を”

          博士院生の日記#12 蝋梅と白梅と

          金曜の夜に母がやってきた。映画を観に京都まで。母は、とにかく人が痛めつけられたりするシーンや、父が亡くなってから人が病気になったり、突然死するような話が見れなくなった。それまでも、そういったシーンは嫌いだったが、2020年の10月以来めっきりダメになってしまった。それでも、父と映画に行くのが好きだったので、映画館に行きたいという。年に三、四本でいいから予告編や事前情報を収集して母が見れそうな映画を提案する。母が見るといえば、広島か京都で見るのがここ2年のルーチン。『湯道』を観

          博士院生の日記#12 蝋梅と白梅と

          博士院生の日記#11 雪ふる京都

          数日まえまでのあたたかさが嘘のよう。昨日はかなり吹雪いていた。豪雪地域にくらべればなんてことない雪だけど、大学をでる頃には学内の樹々にうっすらと白い毛布がかかっていた。12月の冷え込みがさほど強くなかったし、初雪も年が明けてからだったから、こんなに雪を拝める冬になるとは思いもしなかった。明日も予報では雪らしい。それに花粉の飛散量も増えるとか。ここから辛い時期がはじまる。お茶でも飲みながらゆるりと過ごそう。

          博士院生の日記#11 雪ふる京都

          博士院生の日記#10 テキーラとよっぱらい

          後輩に呼ばれて、昨夜は久々に飲みにいった。テキーラを一杯。それが失敗だった。出てきたのでしようがないが、酔ってもいないのに朝まで気分が悪かった。酔いとは関係なく、胃にテキーラの一塊がある感覚。胃からテキーラの味がする。午後から大学に行き、後輩とたちと論文講読。それから映画研究会。後輩は今日もベロベロだった。二日酔い?というより普通に酔っていた。なんか新しいものを見た気がした。

          博士院生の日記#10 テキーラとよっぱらい

          博士院生の日記#9 東京のちょっと外の世界を夢見て

          昨日は研究発表を依頼してくれた学生がつどうバーに遅くまで行っていた。同志社の学生がやっているようで、うちの研究科の後輩たちが出入りしている模様。そのため、今日は昼前に起きて、シャワーを浴びて、大学へ。スーパーに寄って、アジフライと小芋の煮ころがしを購入。森永のココアを淹れて昼食。アジフライとココアそれにご飯。奇妙な組み合わせだけれど、最近これにはまっている。お昼から執筆。休憩に流していた邦画。ここ数年の「いい」邦画の雰囲気がどうも合わない。どれも同じような東京の香りがして、別

          博士院生の日記#9 東京のちょっと外の世界を夢見て

          博士院生の日記#8

          昨日よりも1時間半ほど早く起きた。それで大学に午前中にやってきて昼食。インド映画って不思議だ。1971年の「印パ戦争」前後のことを描いたフィクション映画『ミッション・マジューヌ』(2023)を観ているのだけど、冒頭のなんともシリアス感のないミュージカルのような独特のシーケンス。それが終わると急にシリアスなドラマが展開され始める。あー、これは『少女革命ウテナ』の階段のシーンであり、『セーラームーン』の変身のシーンなんだろうなぁと。そういえば最近のアニメーションって、そういう「お

          博士院生の日記#8

          博士院生の日記#7 彼女が好きなものは

          11時起床。毎日3000文字以上執筆して追い込み期になったためか、よく眠れる。昼食を食べて、午後から大学に向かう。ついて2時間くらいは、読み物・調べ物をしながら映画でも流しておく。『彼女が好きなものは』(2021)という作品を見る。最近、『エゴイスト』を期待してみたが、個人的には前者の方が好きだったし、意味があると思った。『エゴイスト』が画面構成からして徹底的に社会や世界を信用していない(背景を写していない)のに対し、『彼女の好きなものは』はむしろ徹頭徹尾、背景––環境が問題

          博士院生の日記#7 彼女が好きなものは

          博士院生の日記#6 きなこもちとコーヒーと

          目が覚めると11時を回っていた。昨晩は後輩たちと映画研究会で黒澤明の『乱』(1985)を観て、それから後輩の相談にのっていた。それから帰って、ご飯を食べてすぐに寝てしまった。疲れていたのか、目が覚めると11時過ぎだった。友人の珈琲屋がもう始まっている。急いで準備して大学に。研究室で餅をレンチンして、ウエマンの「青きなこ」をまぶす。ボールに餅をいれて、大学近所の自転車屋さんに。今日も自転車屋さんの前で、彼は珈琲を淹れている。毎週火曜日。本当は、移動販売メインの珈琲屋さんになりた

          博士院生の日記#6 きなこもちとコーヒーと

          博士院生の日記#5

          胃の調子がよくない。昨晩食べた酸菜魚の唐辛子を効かせすぎたのかもしれない。外に出ると、空気は春めいているというのに、どんよりと曇り空である。そういえば、実家の目の前の山の梅の花が綻んでいるそうだ。テレビで縮景園の梅が見頃と報道されていたらしい。母が、来週末は両祖母を連れだって縮景園に花見に行くという。天神さんの梅も見ごろになるのだろうか。梅の花を見て、桜の花を見る季節がもうすぐそこまできているみたいだ。

          博士院生の日記#5