NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct にクイックリリースプレートを着けました
2月4日に入手したNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct ですが、重量が約2kgもあることもあり、三脚等に載せる際にはカメラ側ではなくレンズの三脚座を利用した方が良さそうです。しかしながら100万円オーバーの高額レンズにも関わらず、三脚座がアルカスイス型クイックリリースに対応していないのは残念です。
この様に控えめな大きさの三脚座が付いているだけで三脚等に固定時の安定性はあまり考慮されているとは思えません。
そこで、私は長年 Really Right Stuff 社(以下RRS)のアルカスイス型クイックリリースを愛用している事もあり、今回も同社製クイックリリースを導入することにしました。
レンズ三脚座の底面に見ると、ビデオ用三脚のクイックリリースに使われているピンが入る穴が開いている事が判ります。そこで私が持っているRRS製の小型ビデオカメラ用プレート、”B26”が使えるのではないかと見当をつけました。またサイズ的に”B6”というプレートも使えそうです。
画像右がB26、左がB6です。2つのロゴが違うのは購入時期の違いによるものです。
さて、それではNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct にそれぞれのクイックリリースプレートを取付けてみましょう。
まずはB26の方から…。サイズ的にはちょうど良さそうに見えます。しかし脱落防止用の小ネジが飛び出ており、レンズを三脚座を下にして置いた時に安定性が良くありません。このネジは外しておいた方が良さそうです。また、三脚座のピン穴とプレートのピンのサイズに若干の隙間があり、取り付け時に少しガタがあるのが気になります。六角レンチでネジを締めてしまえばガタは無くなりますが、ずっと使っているとネジが緩んできそうで気になります。
次にB6ですが…最初この向きで取り付けてみました。しかし、三脚座の後方が斜めになっている事と緩やかにアールがつけられており、クイックリリースプレートのフランジ(一部高くなっている部分)が1点でしか三脚座後方に当たっておらず動いてガタが発生しないか…やはり不安になります。
そこで今度はB6のフランジが三脚座の前端に当たる様に取り付けてみました。この方法が最もガタが無く安定して取り付けられる様です。そこで私はこの方法でしばらく使ってみることにします。
B26でもピンの周りにテープを巻くなど何か挟んでガタを無くす事は可能だとは思います。私はB6を選びましたが、デザインなどを見て好きな方を選ばれたら良いと思います。
以上、ご参考になれば…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?