病という厄介

うちの長女はバセドウ病という病
中学生の時に発覚して、投薬をしている
去年まで小児科で受診していたが
18になったこの春から一般外来へ移った

そこで小児科医の凄さを身をもって知る

今の大学病院のほとんどは治療する病によって細分化されていて
バセドウ病は内分泌科なのだが、胃が痛くなれば消化器内科、メンタルが不調ならメンタルクリニック(精神科)めまいがすれば耳鼻科と言った具合に別な科に受診をしないと治療をしてもらえない。
しかし、小児科医というのは子供の身体に起こるそれら全てを判断し治療や指導をしているのだ。

小児科医で受診していた時の感覚で内分泌科へ受信した時の突き放された感覚は、かなり衝撃を受けた。

バセドウ病は何がきっかけで発症したのか不明だが、 抜け毛が酷く様子がおかしいと気が付き即近所の大学病院へ受信した。
血液検査の結果がなかなか出ず、担当した医師と看護師の僅かに聞こえてくる会話からググってみたところ…これはとんでもないことが起こっているのかもしれないぞ…と娘と顔を見合せてしまった。検査結果から、バセドウ病だと分かり、投薬治療を始める際に、入院をして様子をみなくてはないらないという事で突然の入院生活が始まった
5年前のハロウィンの頃だった

それからかれこれ、投薬治療でここまで来たのだが、一向に良くなる気配もないし治療方針も示されないままだったので、治療法など聞いてみたところその病院の内分泌科に甲状腺の専門医師が居ないのでこれ以上治療らしいことができないという話になり、本院へ転院することになったのだ。

そして今日、年の瀬というのにWebにて予約が取れたため、出来るだけ早くと思い受信したわけだが…

このクラスの大学病院となると、患者の数がとんでもなく多いのか！という衝撃を受けるほど、会計待ちの人の多さだった。
その答えは実際に医師と話してすぐ納得した
今まで何してたんだろうか？
と思うほど、される対応が違ったのだ
こと細かく病状を口頭で問診して書き出していく
本気の大学病院の医師の凄さとはこういうことなのか…例え専門ではなくてもある程度の知識量と申し送りの機敏さが地元の大学病院の緩さとはまるで違ったのだ

こちらで判断がしかねる様子をみせると
担当医に説明を受けて決めた方が良さそうですね
と、あっさり判断することすら、先送りにできるあたりもきっとここまで治療に訪れる患者の多さの現れなんだろうなと思った

(あくまでも個人的な感想なので専門的にそんなの当たり前だよいちいち感動してんじゃねーよ無知が！とかいうツッコミは不要でございます)

メンタルの不調も話したところ、スグメンタルクリニックへの紹介状も用意してくださり、受信の予約までできてしまった。

今までグダグダしてきたのはなんだったの？

と後悔
とはいえきっとこのタイミングだったのだろうな…とも思えたのでよしとしよう。

なんだか、病院マニアみたいなはなしになってしまったのだが、それはまた別な経験がそうさせている。結婚していた時代元夫の通院をあちこちさんざっぱらしてきたので否が応でも詳しくなるし、見極めもついてしまうようになっただけなのです。多分結婚していた時代の半分近くを通院や治療に使っていた気がするよ
(出産に伴う入院を含め、私が入院している元夫の世話をしたりしていた期間も含めるとほんとに病院へ通うために生きていたような感じなのだ)

子供が3人いれば３様の病気があり
それぞれに厄介なことを抱えていたりするわけです

息子は生まれて来た時両足が内反足という奇形だったので、即整形外科通いで足の矯正治療をしたためずっと通院していたし、中学時代は不登校になりカウンセリングに通ったり、内科で過敏性腸症候群の治療を受けたりしていたし

長女はバセドウ病で通院←ほぼこれ。

次女は低身長疑いでずっと通院していたし、ココ最近になって軽度ADHDで通院しているし

私は離婚するまでずっと精神科で鬱の治療？治療というより不調が起きてないかの定期点検に通っていたし、耳鼻科はアレルギーのため万年通院必須…無理をするとメニエール病を発症するし

と
とにかく
通院することが多い我が家なので、新しい病院へ転院となると謎の好奇心発動でワクワク感が出てしまうという
かなり不謹慎なのだが、自己の体調管理の不行き届きでこうなっているのではなく、先天性だったり、仕方の無い形での通院なので辞めるわけにいかないのです

通院歴と異常体質とアレルギーの絡みで
まだコロナワクチンを打つ決断が出せない我が家なので、人様の迷惑にならないよう非常に感染対策をしていたりもします。
私に至ってはやたらと投薬もできない体質なので…

何となく病院通いのこと書いておいた方がいいのかな？と思って書いてみたけど
こういうのも反感買うのかな？
どうですか？

病院の外で撮った雲置いときます