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【自然観察】 新たな野鳥撮影スポット探しと偶然の出会い

 みなさんこんにちはソライトです。
今回は新たな野鳥撮影スポットを探しに普段あまり足を運ばない場所に行ってきました。そこで、偶然にもミサゴとブッポウソウに出会うことができたので、その時の様子を共有したいと思います。



山奥のダムで水浴び

 今回、新たな野鳥撮影スポットとしていくつかの場所を訪れましたが、その一つに山奥(だいたいいつも山奥。)に行ってきました。
そこは道路沿いに川が流れていて両岸は自然豊かな木々が茂っていたり、上流に進むと小さめのダムがあったり、はたまた民家があったりなど、バラエティに富んだ場所なんですが、それでも夏の時期だとサンコウチョウやオオルリなどの夏鳥の鳴き声が聞こえたり、ブッポウソウも見れたり、運が良いとクマタカなどの野鳥も見れるということで、今回はクマタカに会えたら良いなぁという期待を込めて再び行ってきました。
最初はダム周辺を探鳥していたんですが、山の上にダムも見下ろせる展望台があるということでとりあえずその展望台に行って野鳥を探していたところ、一際大きな野鳥がダムの上空を飛んでいたので双眼鏡を使って見てみるとまさかのミサゴがいました。

ミサゴは魚を捕まえようとしていたのか、水中にダイブしたり、砂場沿いの浅い水場で水浴びをしている姿を観察することができました。
ミサゴの水浴びの様子は初めて見たので嬉しくて、撮影をしてみたんですが、展望台からの距離がかなり離れていたので、できるだけ近づいて撮影できないかなぁと思って展望台を下りて道の脇から撮影できる場所を探しました。
けど道路沿いということと、けっこう車の通りも多くて結局撮影するのは断念しました。
野鳥はいるんだけど、良い撮影場所がなくて諦めるというのはけっこうあるあるですよね。

この日は暑く、水浴びをしているミサゴがとても気持ち良さそうでした。

ミサゴの撮影を諦めることにした後、帰路につく前に、ダムに向かう途中で目に留まっていた道路脇の広いスペースに立ち寄ることにしました。その場所は車を停めるのに充分なスペースがあるので、そこでクマタカが現れるのを少しの間だけ待つことにしました。

約30分ほど待っていたんですが、クマタカは姿をあらわさず、帰ろうとしたその時、ついに野鳥が現れた!と思い、双眼鏡を使ってよく見てみると、残念ながらそれはクマタカではなくトンビ。もちろんトンビが悪い訳ではなく、クマタカを見たかったので少し残念だなぁと思いながら結局、その日は撮影できずに帰ることになりました。
けど、ミサゴの水浴びを見れたのは本当に良い思い出になりました。(ほんと気持ち良さそうだった。羨)


旅立つ前に出会えてよかった

 そして翌日、再び新たな野鳥撮影スポットを探しに出かけました。
その日は単に撮影スポットを探すだけでなく、以前、仕事の途中で電線に止まっている「ブッポウソウ」を見たことがある場所を通るので、今回も見れるかもしれないという期待もあって、撮影スポット探しとブッポウソウに出会うことを目的としていました。

そして以前ブッポウソウを見かけた場所を通ったんですが、もちろん姿はなく「それはそうだよなぁ。」と思いつつ、鉄骨が珍しい色をしている橋が見れる場所にたまたま寄り、もしかしたらこの辺りにいるかもなぁと思って、辺りを見回していると遠くの電線の上にカラスのような鳥が2羽いたので、まさかと思いながらとりあえず双眼鏡を使って見てみると、まさかまさかのブッポウソウ!

かなり遠くにいたのでカメラのピント拡大機能を使って観察することに。
一応写真も撮影しましたが、豆粒程度にしか写らなくかなりトリミングをしたものをお見せしますが、それでももうすぐ旅立つであろうブッポウソウを観察と撮影できたことはとても嬉しかったです。

並ぶ2羽のブッポウソウ
画像が粗くて一昔前のゲームに出てくるどこを見ているのか分からない鳥みたい(笑)
もう1羽やって来た!
羽繕いをする様子も

数分後、ブッポウソウ達はどこかに飛んでいきお別れとなりました。
撮影したのは8月の中旬なので本当に旅たつ前に出会えたことは幸運だったなと思います。
今年はもう会えるか分からないので来年はもう少し近くで観察と撮影ができたら良いなと思います。



 今回の2日間、新たな野鳥撮影スポットを探しに出かけましたが、探す中で水浴びをするミサゴを見られたり、3羽のブッポウソウ(おそらく幼鳥)を観察できたりして、とても充実した日々となりました。

新しい野鳥撮影スポットを見つけることができたか?という点では、いくつか良さそうな場所を発見できたと思います。
けど、いくつかは以前に訪れた場所にも行って来たんですが、数年の間に木々が伸びていてあまり辺りを見渡せるような開けた場所ではなくなっている、ということもありました。

まだ、訪れたことのない野鳥撮影スポットはたくさんあると思うので今回のように偶然の出会いを楽しみながら今後も探していけたらいいなと思います。


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